気がつくとほし오빠の部屋で寝ていた
まだ、外は薄暗い
『確か、、昨日は私の退院祝いでパーティーをして、、』
" ほし오빠、ぎゅ~ってして~ "
そんな言葉を言った自分が頭をよぎる
『まさか、、、😱』
ドタドタ
急いで階段を駆け下りた
真っ暗なリビングには誰もいるはずはなく、いきなり起き上がったせいか頭が痛む
リビングの電気を付け、水を1杯飲む
『酔うってこんな感覚なんだ、、、』
『未成年なのにな😇』
なんて独り言を呟いていると
夜空に浮かぶ月が見惚れるほど綺麗で、気づけばベランダに足が動いていた
窓を開けると心地の良い風が吹き込み、近くにあったブランケットを羽織ってベランダへ出る
『今日は満点の夜空だなぁ、、』
?『なに、こんな時間に酔い醒まし?』
『ん?あぁ、うじ오빠か』
🍼 『悪かったな、俺で』
『そーゆー意味じゃ、、』
🍼 『こんな時間に起きてると肌に悪いぞ』
『うん、だけど見て오빠、空綺麗じゃない?』
🍼 『そうだな、綺麗だよ』
『ふふ、ソウルの空もこんなに綺麗なんだね』
🍼 『酔いは覚めた?』
『うん、その代わり頭が痛いけどね笑』
🍼 『水飲んだ?』
『うん』
『うじ오빠は?また作業室に籠ってたの?』
🍼 『ちょっとやっておきたいことがあったから』
『そっか、無理しないでね。何かあったら相談してよ?』
🍼 『それは俺も一緒』
『え?』
🍼『その、記憶をなくす前のこととか知りたくなったらいつでも聞きに来て』
🍼 『ごめん、なんでもない』
『そっか、、ありがとう、』
『私、部屋行くね?』
🍼 『ん、おやすみ』
『おやすみ~』
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(やりたかっただけ)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。