第4話

神様と書記の脅し
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2018/10/21 02:04
あなた

やめろおおおおおおお!

俺は今,神様とディーネに捕まっている 。
神様
神様
遠慮しないで, ってああ!!
逃げようとしないで!
理解ができていないと思うが,俺も出来てねぇ … 。

だから
ここまでの過程を説明しよう ……
数十分前 ー
あなた

よし,逃げよう。

俺は全速力で走った。

が ……
素早さが物凄く遅い。自分でも驚くほど←
神様
神様
あ,何処行くんだい?あなた
あなた

あ,いやあ-?
そ,そのお-

声が裏返り 変な声になってしまった。
ディーネ
ディーネ
変な声ですね。
気持ち悪いです。
あなた

へ,変な声で悪かったな!
元々からこんなんだよ!!

ディーネが首を傾げる。  

ん……まて
あなた

え?気持ち悪い?

神様
神様
反応おっそ 
あなた

うるせぇ、お前に言われたくねぇ

神様はため息をつく。
神様
神様
別に僕は反応するもんね。
ディーネ
ディーネ
お子様みたいな争いですね …
ディーネがため息をつく。
そして,出来事( イベント ) は唐突に来た。
神様
神様
それじゃあ,本題に入るよ?
僕らと一緒にt
あなた

やだやだやだ!!
絶対やだあ!!

神様
神様
まだ言ってないんだけど …
神様は苦笑する。

だって,言おうとしてる事何となくわかる!
どうせまた,ロクでもないことに巻き込まれるんだろ! やだよ!俺は平和的主義者だからな!変なことには手を出さないんだ!てか,出したくない!!

……って俺,1人で何言ってんだ ……
神様
神様
取り敢えず,一緒に行こう!
ディーネ
ディーネ
そうですね。行きましょうか。
神様のニヤリとした不気味な笑顔と
ディーネの完璧な無表情がゾクッとした。

2人は一歩一歩近づいてくる。
あなた

やめろおおおおおおお!

足ははやい訳でもないから数秒で捕まる。
そして,今の状況となる。
神様
神様
遠慮しないで,ってああ!!
逃げようとしないで!
あなた

俺の身体が危険だと感じてるんだ!
逃げねぇわけねぇだろ!!

ディーネ
ディーネ
なんですか その言い草。
私たちを怪物みたいに……
そう呟くディーネ。
だが,その手には ランスを構えていた。
あなた

いやいや,説得力ねえからああああ!!

神様
神様
安心してよ
痛くしないから,ね?
神様は心配そうにニコッと笑う。
あなた

いや,掴んでる時点で痛いから!
うん,言ってることとやってることが矛盾してるから!!

俺は神様とその書記に脅されています。


……誰か助けて !!

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