俺は今,神様とディーネに捕まっている 。
理解ができていないと思うが,俺も出来てねぇ … 。
だから
ここまでの過程を説明しよう ……
数十分前 ー
俺は全速力で走った。
が ……
素早さが物凄く遅い。自分でも驚くほど←
声が裏返り 変な声になってしまった。
ディーネが首を傾げる。
ん……まて
神様はため息をつく。
ディーネがため息をつく。
そして,出来事( イベント ) は唐突に来た。
神様は苦笑する。
だって,言おうとしてる事何となくわかる!
どうせまた,ロクでもないことに巻き込まれるんだろ! やだよ!俺は平和的主義者だからな!変なことには手を出さないんだ!てか,出したくない!!
……って俺,1人で何言ってんだ ……
神様のニヤリとした不気味な笑顔と
ディーネの完璧な無表情がゾクッとした。
2人は一歩一歩近づいてくる。
足ははやい訳でもないから数秒で捕まる。
そして,今の状況となる。
そう呟くディーネ。
だが,その手には ランスを構えていた。
神様は心配そうにニコッと笑う。
俺は神様とその書記に脅されています。
……誰か助けて !!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!