ピピッ…ピピッ…
アラームの音が僕の部屋に鳴り響いた
僕はアラームをスヌーズにして、もう一度寝る
これを繰り返してるからいつも学校に遅れるのに。なかなか朝は起きれないし、起きたくない
でも、時間は待ってくれないからモゾモゾ起きる。
コーヒーを入れ適当にパンをかじりながら準備していたらいつの間にか眠気も覚めていた
「おはよー」「ねぇねぇ、昨日のアニメ見た?」「見た見た!最後のシーンまじで泣けるよねー!」
高校生ぐらいの子達が歩きながら話している
僕にもあんな事があったなと、しんみりとした気持ちになった。
その子達が通り過ぎてったあと後ろから顔立ちの整った男性が歩いてきた。
高校生、大学生ぐらいだろうか。
僕は急いで出かける準備をし始めた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!