第7話

わたしのアール 💗君💙君
209
2020/05/24 23:00
※主人公(夢主さん)と3人の子は、別人設定です
主
僕の解釈は
この話の最後に言いま〜す!
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私、屋上で靴を脱ぎかけた時に
先客に声をかけてしまった
あなた
あなた
ねぇ、やめなよ
💗
💗
え?
口をついて出ただけ
ホントはどうでもよかった
先を越されるのがなんとなくしゃくだった
あなた
あなた
なんで、死にたいの?
男の子は語る
どっかで聞いたようなこと
💗
💗
運命の人だった
💗
💗
どうしても愛されたかった
あなた
あなた
ふざけんな
あなた
あなた
そんなことくらいで
私の先を越そうだなんて
💗
💗
そんなことって…!
あなた
あなた
欲しものが手に入らないなんて
あなた
あなた
奪われたことすらないくせに
💗
💗
…話したら楽になった
男の子は消えてった
ー次の日ー
さぁ、今日こそはと靴を脱ぎかけた時に
背の低い男の子
あなた
あなた
ねぇ、何してるの?
💙
💙
君は…?
また声をかけてしまった
あなた
あなた
なんで、死にたいの?
背の低い子は語る
クラスでの孤独を
💙
💙
無視されて奪われて居場所がないんだ
あなた
あなた
ふざけんな
あなた
あなた
そんなことくらいで
私の先を越そうだなんて
あなた
あなた
それでも、うちでは愛されて
あなた
あなた
温かいご飯もあるんでしょ?
💙
💙
っ!ポロポロ
💙
💙
そういえば、お腹がすいたなポロポロ
背の低い子は消えてった
そうやって何人かに声をかけて追い返して
私自身の痛みは誰にも言えないまま

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