第84話

ろくじゅーなな
20,952
2021/07/10 04:42
高専入学時
あなた
おはよーござーいまーす
家入硝子
家入硝子
お、誰だてめぇ
あなた
え、今年1人?なわけないやんな。もう1人くらい確実にいるし
その瞬間、私がいるのとは反対にあるドアが勢いよく開いた。

五条悟
五条悟
あーーーークソだりぃ
なんっで雑魚をこの俺が
夏油傑
夏油傑
うるさいね、悟。決まったものは仕方ないだろう。その口縫い付けてやろうか?
五条悟
五条悟
こっわやめて?!
あなた
………さと、る
五条悟
五条悟
あ"?…………え、……あなた……
あなた
よっ
悟は私の胸ぐらを掴んで叫んだ
五条悟
五条悟
よっじゃねーよ!!今までどこ居たんだよ!!
あなた
……………ごめん
悟は手を離して私にそっと抱きついてくる。


私は悟の背中に手を回して優しくさすった
五条悟
五条悟
………心配した
あなた
うん、ごめんな。
家入硝子
家入硝子
あ?お前ら私らの事忘れてね?
夏油傑
夏油傑
ホントだよ、二人の世界作っちゃって。
五条悟
五条悟
うっせぇ、ちょっと俺コイツと出てくるから
あなた
あ、え?
夏油傑
夏油傑
任務は?
五条悟
五条悟
それまでに帰ってくるわ
夏油傑
夏油傑
遅れないようにしなよ
五条悟
五条悟
わーってる




悟は私の腕を掴むと、教室が出てズカズカと校舎外に出た。



あなた
ちょ、悟?!
五条悟
五条悟
今までどこで何してた?俺の質問に答えろ。
あなた
………
悟はさっきとは違い、真剣な眼差しで私のことを見つめてくる。


さっきは一旦沈んでたくせに……情緒不安定かよ(((
あなた
ごめん、今はまだ言われへん。1個言えるなら……私、アンタより強くなって帰ってきたから。
五条悟
五条悟
……俺より強ぇの?
あなた
うん
五条悟
五条悟
何級
あなた
特級
五条悟
五条悟
………マジか
あなた
マジやで
五条悟
五条悟
あの後どうした
あなた
ある人に拾ってもらった。これ以上は言えん
五条悟
五条悟
もう離れねぇ?
あなた
うん、離れへん。





私たちはゆったりと歩きながら、離れていた時間を埋めるかのようにたくさんの話をした。



五条悟
五条悟
……そういえば、それ
あなた
あぁ、くくれるように髪伸ばしたんよ。
悟が指さしたのは、私の髪の毛……にくくってあるシュシュだった



あの時、新幹線で作ったものだ。





今見れば、形はまあまあ歪に見える


括ってしまえば問題は無いが。
五条悟
五条悟
それずっと持ってたのか
あなた
うん、まだくくれん時は手首につけてて、髪伸びたらずっとくくってた
五条悟
五条悟
ふーん?
あなた
……なんや
五条悟
五条悟
俺のやつ、そんなに大事にしてたんだな?
あなた
……まーな


私たちが外を一周して教室に戻ると、そこにはやっぱりさっきのメンツが並んでいた。
あなた
初めまして。自己紹介やな
あなた
菱川あなた。特級。術式は呪力操術。
夏油傑
夏油傑
私は夏油傑。1級で、術式は呪霊操術。
あなた
ん、よろしく
傑は悟の腕を掴みながらドアににじりよっていく
夏油傑
夏油傑
ちょっと私たちは任務だから。先に失礼するよ
五条悟
五条悟
ちょまっ
2人はあっという間に教室を出ていってしまった
あなた
……なんやったんや……
家入硝子
家入硝子
まあ、ああいう奴らだ。
家入硝子
家入硝子
私は家入硝子。術式は反転術式だ。女子同士よろしくな
あなた
よろしく〜!!女子がいて嬉しいわぁ
家入硝子
家入硝子
てかお前、あいつと知り合いだったのか
あなた
あー悟?
家入硝子
家入硝子
おう
あなた
まあ……旧知の仲ってやつやわ!!
家入硝子
家入硝子
ほおー?……




゚+o。◈。o+゚+o。◈。o+゚+o。◈。o+゚+o。◈。o+

ねーさんごめんよ……


ここで明かしてまおうと思っててんけど……もうちょい引っ張る(๑>؂•̀๑)テヘペロ

新しい設定作ったからねぇ♪←←



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