なんだコイツツンデレかコノヤロー
別に可愛いとか思ってねーし!!←
ま、まあ?呼んでやってもええけど?(((
なんやねん…羞恥プレイかよ……
私たちが病室へ入ると、そこにはたくさんの管に繋がれたお母さんとお父さんがいた。
私を守るために、戦ってくれたんやんね
そう思うと、少し涙が出てきて。
その時にそっぽを向いてくれてた悟にちょっとだけ、救われた。
少しだけ声を漏らしながら涙を流していた。
すると、悟の手が伸びてきてゆっくりと背中をさすられた。
チラッと悟を見てみたけど、そっぽを向いてたから彼の表情は分からなかった…
その後も悟はたまーに病院に顔を出すようになった。
家に来た時はびっくりしたけど()
でも、それから数週間後に2人が目覚めた後から、悟はあまり現れない。
まあたまに来るんやけども(((
ある日、私がコンビニで買い食いしてると、悟に言われた
これは彼の照れ隠しなのだろうか。
私は微笑しながら答える
私は悟と別れて、すぐに家へ戻った。
ーその日の夜ー
親は異常なまでに呪術師になることを否定しようとしてる。
……なんで?
まさか……
あぁ、やっぱり。
貴方たちもそちら側やったんね。
呪術師を甘く見てるクズみたいなヒーロー…
幻滅、したわ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。