第83話

ろくじゅーろく
21,296
2021/07/09 11:04
あなた
は?何が?
五条悟
五条悟
だってお前の親……お前が呪術師になるの嫌がってたんだよな?
でもお前……呪術師になることになったし。
死んじまった親の以降に反するなんて、胸痛くねぇの?
あなた
いや全く((即答
五条悟
五条悟
え、
あなた
うん、いくらうちの親が嫌がってたって私が行きたいもんは行きたいんや。
その考えに変わりはあれへん。せやから別にそういうんは気にせぇへんよ。
五条悟
五条悟
そーかよ……嫌いじゃねぇわ、そういうの
お?悟くんデレ期ですかぁ?笑
あなた
………てかさ、私アンタにお礼言わなアカンねん
五条悟
五条悟
は?なんで
私は悟と目を合わさずに、手元に目線を落としながらたんたんと話す。
あなた
だって……ホンマは悟、明後日くらいに出発する予定やったやん。
わざわざ早めてくれたんやろ?
五条悟
五条悟
ギクッべ、別に?そんなんじゃねーし?
あなた
いや嘘つくん下手かアンタ
五条悟
五条悟
…………
あなた
でもまあ、助かった。ありがとお。あのまんまあそこに居てもきっとしんどいだけやったから。
すると、悟が突然大きな声を上げた
五条悟
五条悟
あーあーあー暗ぇの!!
あなた
うっさ
五条悟
五条悟
お前が暗い話するからだろーが
あなた
ごめんて






そこから約2時間……ずっと悟と喋っていると、シュシュが完成した



あなた
できた……
五条悟
五条悟
お、すげぇな
あなた
ミシンとか無いし、短時間で作ったから雑になってもうたけどなぁ
五条悟
五条悟
そーか?普通にいいだろ
あなた
……ありがと
今の私の髪は肩まで。


まだ到底くくれる長さじゃない。



代わりに私は手首にシュシュを通した。








五条家につくと、私は、近くのあるマンションまで案内された。


金は払うが一緒に暮らす訳では無いらしい。




そらそうや()


私は荷解きを始めた。



その後、私の家のことを聞いてみると、五条家が全て処理しておいてくれたらしい。


ホンマ……悟には感謝しかないわ。




それからは、悟とおなじ中学に通うようになった。


どうやら悟は学校でボッチ(笑)だったらしく、私が一緒に居てやった(((



私と悟の関係は良好で、とても仲が良かった。




でもその関係も、終わりを迎えた。








あなた
悟、
五条悟
五条悟
あ?
あなた
私、悟より強くなるから。
五条悟
五条悟
………おう…?








中二の夏、悟と出会ってちょうど1年が経った時。













私は、悟の前から姿を消した________。

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