第6話

嫌い
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2018/12/10 11:14
ハウンとわかれてから、1人で帰った


あのことが忘れられなくって、我慢してた涙が溢れてきて

声に出しながら泣いてた


運が悪いのか、ポツポツと雨が降ってきて一瞬でずぶ濡れになったけど
私には都合が良かった。

泣いてることがバレないと思ったから…
あなた
あなた
家に帰りたくないな……

ッウゥ……
その頃テテは……
テヒョン
テヒョン
あなた、遅いな……
なんかあったのか??電話しても出ないし……
ハウンに電話してみるか

プルルルル
ハウン
ハウン
はい。もしもし?
テヒョン
テヒョン
もしもし、あなたと一緒にいる?
ハウン
ハウン
いや、一緒にいないけど?
さっき別れたばかりだよ?何かあったの?
テヒョン
テヒョン
あなたが帰ってこなくて……
今外雨降ってるし、あなた傘持ってってないから
心配でさ……
ハウン
ハウン
え?!うそ?!
私も探してみる!!
テヒョン
テヒョン
ありがと!
プチッ
テヒョン
テヒョン
あなた……今どこに……
ガチャ
あなた
あなた
…………ただいま
テヒョン
テヒョン
あなた?!
どこに行ってたんだ??
あなた
あなた
………………
あなたは、黙っていこうとする


俺は腕を引っ張って振り向かせた
テヒョン
テヒョン
おい!!
あなた
あなた
離して!!オッパなんて、大っ嫌い!!!
テヒョン
テヒョン
ッ!
あなたの目には、涙が溜まっていた


こんなあなたを見たのは初めてだ…
テヒョン
テヒョン
あなた……?
あなた
あなた
………っ!
もう寝る
そう言って、自分の部屋に入っていった

俺は何かしたのだろうか…………?


























































何で俺も泣いてんだ??








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