in 太中宅
PM 23:50
「おい 太宰!!
_______俺の服どこやった!!」
上の台詞から分かるように中也の服が、"全て"消えました。
「あぁ、服ないの?
なら、私の着るかい?」
ニヤニヤと笑い、自身の服を中也に見せる太宰
手を握りしめ、プルプルと震えていたが、しばらく考えた後諦めたように太宰の服に手を伸ばす。
「おぉ!!
似合ってるよ、中也!」
身長の関係で、少しワンピースっぽいのがいい!!
また、恥ずかしさから、赤くなっている中也がまたいい!!
予想以上の可愛さに、悶える太宰
しばらく、プルプルと震えていると、
「お前、このまま放置する気なんてねェよな?」
恥ずかしがりながらも、太宰の服の裾を引っ張る中也に、太宰は_______
「!! もちろん、こんな可愛い、デレ期の中也、ほっとけるわけ無いだろう?」
ゆっくりと重なる2人の影
夜はまだまだ、これからです。
______________
おまけ
「ところで、太宰 帽子は?」
「あっ 」
「帽子は?(黒笑)」
「買います。(汗)」
「次やったら、別れる。」
「はい。」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。