第3話

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2019/03/11 13:55





E⃣p⃣i⃣s⃣o⃣d⃣e⃣ t⃣w⃣o⃣





晴人は私のことをどう思っているのだろう。

私自身、3ヶ月前までは両思いだとずっと信じていた。

ずっと隣にいるのものだと疑わず、現状に安心していた。

バカだ。本当にバカだった。

晴人は今は亜美ちゃんが好きだけど、前まではもしかして私だったかも?

とか、本当はどっちか迷ってるだけ?亜美ちゃんが可愛いから見てるだけで本当は好きじゃない?

とか、未だに現実に目を向けられずにいたりする。







谷口 美咲 タニグチ ミサキ
あ...
トイレから戻り、教室に入ると2人が教室の隅にいた。
谷口 美咲 タニグチ ミサキ
.....
楽しそうに話す2人の、楽しそうな顔が、
谷口 美咲 タニグチ ミサキ
っ...
心に、突き刺さる。



私は思わず教室を飛び出し、トイレに駆け込みもう一度個室の鍵を閉めた。
谷口 美咲 タニグチ ミサキ
.......
あそこからは2人の声なんて、まるで聞こえないけれど、



想像してしまう。


遊ぶ約束でもしたのかな、
私もした事ないような話なの?
私も知らないこと



あの子は知ってるの...?










──────キーンコーンカーン





谷口 美咲 タニグチ ミサキ
えっ!!
私は始業のチャイムを聞き、急いで教室へ戻った。

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