処女作です
それでもカモンヌって方は、読んでェ?!すみませんでした。
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君の手を握った時そこに温度はなかった
悲しいはずなのに、悔しいはずなのに
涙は出てこなかった
僕の心が、心臓が止まったような、そんな感覚
「君ともう一度笑い合いたいよ」
そんな僕の情けない言葉を
冷たくなった君に投げた。
君は笑ってくれるだろうか。
それとも 呆れるだろうか。
君と約束した
"ひまわり畑"
いつかはしたいと思っていた
"プロポーズ"
まだまだ未練があるのに
こんな形で離れたくなかった。
お願い。目を覚まして________
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!