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第32話

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412
2022/11/13 22:17

あなたside





数日後…




実は今日から新しいバイトを始める。






最近金欠気味だったからねー、、






駅前のおしゃれなカフェを選んだ。
あなた

ご注文は何に致しますか??

お客さん
ホットコーヒーを1つ。
あなた

かしこまりました!

次第に時間が経っていくと、人が増えてきた。






私もだんだんと疲れてきてあまり顔を見ていなかった。
注文いいですか?


あれ、聞き覚えのある声、







私は恐る恐る顔を上げた。
あなた

北人と、、翔吾さん?



そこには北人と友達の翔吾さんが2人で来ていた。

北人
え、あなた?!
翔吾
こんにちはー、
あなた

こんにちは、、笑



出来れば知ってる人には会いたくなかったー、






特に北人はこの前のこともあって、なんとなく気まずい、、
(第26話参照)

北人
なんでここにいるの??
あなた

今日からここでバイトしてるの!

北人
そっかぁ…


北人はなぜか嬉しそうな顔をしている。

翔吾
俺席取っとくから北人注文してて!!
北人
りょうかい!


翔吾さんがいなくなって、2人になった。







北人は2人分の注文をした後、私にこう言った。

北人
ねぇ、今日何時に終わるの??


なんでそんなこと聞くんだろうと思いながらも私は答えた。

あなた

18時までだよー



そう言うと北人は

北人
わかった!
と言って、なぜそんなことを聞いたのか分からないまま、席に行ってしまった。







とりあえず私は18時まで働いてから、時間になったので帰ることにした。







着替えてから店を出ようとした時、まださっきの席に北人がいた。






机に顔を伏せて寝ているようだ。





翔吾さんの姿はもうなくて、なぜ寝ているかは分からないけど、起こすことにした。

あなた

北人ー??帰らないのー?



私が声をかけるとすぐに目を覚まし、大きい目をまんまるくさせてこう言った。

北人
あ、もー終わったの?!
あなた

終わったよ笑
今から帰るところなんだけど…



そう言うと北人は、

北人
じゃあ一緒に帰ろ!!


と言った、

あなた

いいよ!



私は北人と一緒に帰ることにした。






私はさっきから気になっていることを聞いてみることにした。

あなた

なんでさっき席で寝てたの??
すぐ家に帰れば良かったのに、、
翔吾さんは?



そう聞くと北人はこう答えた。

北人
あなたと帰りたかったから、待ってたら眠たくて寝ちゃってた…
翔吾は僕があなたと2人で帰れるように帰ってくれたの!


なんでそこまでして私のこと待ってたんだろ、





調子に乗った私はこんなことを聞いてしまった。

あなた

そんなに私と帰りたかったの??笑



すると北人は

北人
うん!いいよね?
と、あの綺麗な顔を近ずけながら聞いてきた。






そんな顔されたら断れるわけない。





この前のこともあって少し気まずいけど、一緒に帰ることにした。
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みなさま、お久しぶりです…

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