あなたside
数日後…
実は今日から新しいバイトを始める。
最近金欠気味だったからねー、、
駅前のおしゃれなカフェを選んだ。
次第に時間が経っていくと、人が増えてきた。
私もだんだんと疲れてきてあまり顔を見ていなかった。
あれ、聞き覚えのある声、
私は恐る恐る顔を上げた。
そこには北人と友達の翔吾さんが2人で来ていた。
出来れば知ってる人には会いたくなかったー、
特に北人はこの前のこともあって、なんとなく気まずい、、
(第26話参照)
北人はなぜか嬉しそうな顔をしている。
翔吾さんがいなくなって、2人になった。
北人は2人分の注文をした後、私にこう言った。
なんでそんなこと聞くんだろうと思いながらも私は答えた。
そう言うと北人は
と言って、なぜそんなことを聞いたのか分からないまま、席に行ってしまった。
とりあえず私は18時まで働いてから、時間になったので帰ることにした。
着替えてから店を出ようとした時、まださっきの席に北人がいた。
机に顔を伏せて寝ているようだ。
翔吾さんの姿はもうなくて、なぜ寝ているかは分からないけど、起こすことにした。
私が声をかけるとすぐに目を覚まし、大きい目をまんまるくさせてこう言った。
そう言うと北人は、
と言った、
私は北人と一緒に帰ることにした。
私はさっきから気になっていることを聞いてみることにした。
そう聞くと北人はこう答えた。
なんでそこまでして私のこと待ってたんだろ、
調子に乗った私はこんなことを聞いてしまった。
すると北人は
と、あの綺麗な顔を近ずけながら聞いてきた。
そんな顔されたら断れるわけない。
この前のこともあって少し気まずいけど、一緒に帰ることにした。
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みなさま、お久しぶりです…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。