第362話

you side
4,479
2020/09/20 06:56





ジムへ行くと、ジンは準備をしていた












Jin
Jin
お、来たか
げ、
Jin
Jin
げ、ってなんだよ
少し早く来たのに何でもういるんだよ…
こっちで休もうと思ったのに
Jin
Jin
ま、早く来たなら早く始めるか
えっ、
Jin
Jin
さ、やるぞ
ま、待って
着替えたい
わたし、だんす、汗
Jin
Jin
なんでそんなカタコトなんだよ
Jin
Jin
早く着替えてこいよ
はい











気分が下がり、トレーニング用のTシャツに着替えた












Jin
Jin
さ、始めるか
…ふぅ
よしっ!
やります!










気持ちを切り替え、トレーニングを始めた

















Jin
Jin
はいあと5回〜
…う゛ぅっ!
Jin
Jin
はい頑張れ
Jin
Jin
あと3回〜
…あ゛ぁっ!!
Jin
Jin
はいラスト〜
…だぁっ!!
Jin
Jin
はい終わり〜
Jin
Jin
20秒休憩
はぁっ、はぁっ…
Jin
Jin
水もちゃんと飲めよ〜










水を飲む余裕なんかあるか、










Jin
Jin
はい20秒終わり
Jin
Jin
セット
…はい
Jin
Jin
はい始めっ










ジントレーナーの鬼トレーニングは終わらない










そして絶対に手を抜かせてくれない










私が少しでもずるをしようとすると見破る










そしてペナルティが課せられる










だから私ももうずるはしなくなった









Jin
Jin
はい終了
……。
Jin
Jin
ちゃんと息しろ
はぁっ、はぁ…
Jin
Jin
お疲れ、今日のメニュー終わり
はぁ…はぁっ、
Jin
Jin
疲れて言葉も出ないか笑
……(睨)
Jin
Jin
睨むなよ笑
はぁっ…
Jin
Jin
落ち着いたらシャワー浴びろよ
…うん










少し休んで、産まれたての子鹿のような足取りで










シャワー室へ向かった










シャワーを浴び、服を着てベンチに座る










髪の毛を乾かそうにも疲れてする気にならない










座ったまま寝そうになっていた時だった
















ジョングク
ジョングク
あれ、D?
…ん、
あ、ヒョン…
ジョングク
ジョングク
眠そうだね笑
ジョングク
ジョングク
髪乾かさなくていいの?
あー…
疲れて、する気にならなくて…
ジョングク
ジョングク
あは、ジン鬼コーチで有名だもんね笑
…はい










そう言ってヒョンは私の後ろでゴソゴソし始めた






























ゴォーーーーー









わ、
ヒョン、いいですよ
自分でやります
ジョングク
ジョングク
いいのいいの










ヒョンがドライヤーで私の髪の毛を乾かしてくる










ジョングク
ジョングク
D凄い疲れてるし
ジョングク
ジョングク
僕もこれ1回やってみたかったんだよね笑
そうですか…
ジョングク
ジョングク
だからDはじっとしてて










断ろうと思ったが、それすらも疲れてできなかった










ヒョンにされるがまま、髪の毛を乾かしてもらった















ジョングク
ジョングク
どう?
気持ちいいですー
ジョングク
ジョングク
良かった笑
.












ジョングク
ジョングク
はい、終わり
ありがとうございました
ジョングク
ジョングク
いーえ笑
ジョングク
ジョングク
これからは?
あー、えっと
歌練です
ジョングク
ジョングク
そっか、頑張ってね
はい
ジョングク
ジョングク
じゃ僕もトレーニングしてくるね
頑張ってください
ジョングク
ジョングク
じゃね










ヒョンに髪の毛乾かしてもらうの、気持ちよかったなあ










ふぅ、
練習行くか










気持ちもさっぱりして、歌練へ向かった






next

プリ小説オーディオドラマ