第351話

you side
4,431
2020/09/14 15:02





次の日から私は、










ユンギヒョンに言われたように










少し勇気をだして行動してみることにした













Jin
Jin
おはようございます
staff
おはようございます〜
お、おはよう、ございます…
staff
おはようございまーす
.












み、見た…?
Jin
Jin
見た見た!
Jin
Jin
挨拶できたじゃん!
Jin
Jin
凄いよ!
う、うん…!










ユンギヒョンの言う通りで










自分が思っていたよりも世界は生きやすいみたいだ













Jin
Jin
この調子で頑張ろうな!
うんっ










いつもより気分が良い状態で、ジムへと向かった





















@ジム






Jin
Jin
はいあと1セット〜
う、きゅ、休憩…
Jin
Jin
ダメでーす
Jin
Jin
はい10秒たったからやるぞ
Jin
Jin
よーい、スタート
うっ、










ジンコーチは手を抜くことなく指導してくる










その成果もあって










私は体力を取り戻し、程よく筋肉もついた










Jin
Jin
はい終わり
っだー、
死ぬかと思った
Jin
Jin
死なないから大丈夫
はいはい…
.








清掃員
こんにちは〜
Jin
Jin
あ、こんにちは
こ、こんにちは…!
清掃員
あら、久しぶりね〜
清掃員
元気にしてた?
は、はい…
清掃員
たくさん食べて健康にね〜
はい…!
Jin
Jin
お疲れ様です
清掃員
いいえ〜










ジムで運動をしている時に










誰かと会うのは初めて(久々)だった












私、変じゃなかった?
Jin
Jin
全く?
良かったあ…
Jin
Jin
どんどん話せるようになってるじゃん
…うん
少しだけ、勇気をだしてみるようにしてるんだ
Jin
Jin
そっか
Jin
Jin
ほんと、偉いよ










そう言って、私の頭を撫でる











えへ、笑
Jin
Jin
じゃ、次のメニューいくぞ
は、
Jin
Jin
は、じゃねえよ










こうして、ゆっくりではあるが










自身の恐怖症と向き合いながら










復帰への準備を進めていった






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