ミンジュンから相談されて
前よりミンジュンと過ごす時間が増えた
前よりもたくさん遊ぶようになったし
2人で飲みに行くことも増えた
時々、Dの事で相談を受けることもあった
その度に、
あなたの事が信じられなくなり、
ミンジュンを守る、という気持ちが強くなった
あなたはカムバ準備に忙しいのか
社内で会うことは全然なかった
けどある日、たまたま廊下ですれ違う時があった
久々に会うから、何故か緊張した
と同時に、嫌がらせは本当なのか気になった
驚いた顔をしていた
完全にミンジュンを信じていたから
こいつが嘘をついていることに腹が立った
それだけを言い残し、俺はその場を離れた
ミンジュンを虐めたことだけじゃなく
俺にも嘘をついていることにさらに腹が立った
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。