今日も1人で起きて事務所へ向かう
昨日はジミニヒョンに見つかるかと思った…
もっと気をつけないとな…
今日は練習はない
作業室で楽曲制作をする事になっている
@事務所
たまたまロビーでミンジュンさんと会った
それから同じエレベーターに乗った
.
爽やかな笑顔でミンジュンさんは降りていった
それから私もあの日の事を考える
自販機に行って…
それから…
あれ……?
ミンジュンさん、確か
「誰が眠らせたんでしょうね」って言ってた…?
私が自分でやったんじゃなくて
誰かに眠らされたって…
あんな良い人がわざわざ私にそんな事するか?
仕事でしか関わりは無いし…
私にこんな事する理由が分からない
あの人は社内で私に話しかけてくれる数少ない人の1人だ
ミンジュンさんへの疑いは薄れてゆく中
私は作業室へ向かった
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!