撮影から戻ってきた3人。
なんか今までにないくらいはしゃいでておかしい。
ホビが隣に来て、私の肩にこてんと頭を乗っけた。
首元に髪がかかって少しくすぐったい。
頭をぐりぐりとして甘えてくるから、よしよしと頭を撫でた。
そんなどさくさに紛れて、ナムはまた私の膝枕を堪能してる。
顔をかがめてナムに近付いてくんくんとしてみた。
照れたナムが両手で顔を隠した。
んー!と口を近づけてくるホビが可愛くて、恥ずかしいけど軽くちゅっとした。
なんだか視線を感じて見ると、少し離れて座ってるユンギと目が合った。
あ…見られてた?///
すると、ユンギが座ったまま手招きをしてきた。
ユンギが段々イラついてるのがわかって、2人から抜け出した。
ご指定通り膝に座ると、珍しくぎゅっと抱きしめられた。
…これは
もしかして自分も労って欲しいと??
暫く考えて、すぐ後ろにいるユンギの方を向く。
なんかワクワクしてるように見えるのは気のせい?
前髪を上げておでこにちゅっとキスをした。
とりあえず満足したみたいだから、座りにくいしソファに戻る。
一連の流れをしっかり見ていた2人がまた私を挟んで定位置についた。
肩にはホビ、腿にはナム。
やっぱり平和なラップライン。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!