第84話

酔っ払うと君はーJn
2,016
2021/03/20 03:00
you
おかえり…っておっぱ、顔真っ赤!
Jn
ただいまぁ〜
真っ赤な顔して帰ってきたおっぱが、脱いだ靴を乱暴に投げ出して部屋の中に入ってくる。

どかっとソファに座って、
Jn
あなた〜来て来て、
とか珍しく甘えた声。

手招きしながらニヤニヤしてて、もうすんごい酔ってるのが丸わかり。

仕方なく隣に座ると、いつものおっぱじゃ考えられないようなこと言われる。
Jn
違うでしょ、こっち。
おっぱの足の上に座らされると、満足そうに笑ってる。
you
おっぱ…どんだけ飲んだの?
Jn
やぁ〜もうわかんないw
右手で顔を隠しながら笑って、おでこを擦ってる。
相当酔ってそう…

それから何の迷いもなく私の太ももをさわさわと撫でて来るから困る。
you
おっぱ、エロおやじみたいになってる
Jn
エロは合ってるけどオヤジではない。
急に真顔でど正論…
Jn
はぁ〜このままもう一杯飲もうかなぁ?
あなたをつまみに!…なんてっwww
自分で言って窓拭き始めちゃうところは、酔ってもシラフでも変わらないよね。
you
もー、いい加減にして…
おっぱの足から降りてキッチンに水を取りに行く。

おっぱに渡すとごくごくと飲み干した。

喉仏が動いて少しだけ口の端から水が滴る。
これだけで絵になるんだから、つい見惚れちゃう…

コップをテーブルにコトンと置くと、静かに呟くおっぱ。
Jn
あー……楽しかった。

え、急に酔い覚めた?早くない?
…まさかね。
Jn
お風呂わいてる?
you
あ、うん、、沸かしてあるけど…
突然の変わりようになんだかついていけず、とりあえず困惑しながら返事をした。
Jn
じゃぁ入ってくるね
you
え、酔ってるのに大丈夫なの!?!?
心配する私をよそに、服を脱ぎながらお風呂場へと移動するおっぱ。

フラフラと歩く姿を見て、順に落ちていく服達を回収しながら慌てて後ろをついていく。

お風呂場に入ると急におっぱが振り返って私の後ろのドアを片手で閉めた。

バタン、という大きな音に驚いてビクッと震える。
you
わっ!
Jn
やっぱ酔ってるかな?
you
うん、だってフラフラだよ?
シャワー明日にしたら?
Jn
あなたと入るんだから大丈夫でしょ
そう言われた時には既に私のシャツは脱がされてるっていう不思議な状況。

気付けばいつも通り、おっぱに流されてる私。
you
え…、え!?
まだ顔が赤いおっぱだけど、なんだか冷静。

さっきまでの、テンションが無駄に高くてとぼけた彼はどこに…?
you
い、一緒に入るのっ!?///
ちゃんと確認するけど、それに対する回答は無し。
その代わり一方的に役割を与えられた。
Jn
はい、おっぱ酔ってるんだからあなたが介抱してね
仕方なく言われるがままに身体を流してあげる。

一緒に湯船に浸かると、おっぱが満足そうに言った。
Jn
酔ってるとあなたが甘いんだよなぁww
you
…もう次から何もしてあげません!!

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