私は冷たい対応をした。
前のように。
私をそれを聞いた瞬間驚いた。
どういうことだ?
その時、まやの目からは透明なものが流れていた。
何で流れているのか私には分からなかった。
私はその言葉を聞くと、ムカついた。
まやが付いてこようとした。
大きい声でそう言うと、まやはその場で止まった。
それを確認すると、私は扉を開け出て行った。
外にはレンが居た。
契約、それは蘭華家に仕組まれたことだ。
笹原家は蘭華家を利用したのだ。
ルール違反を犯したときは、笹原家に戻る。
そう契約した。
しないと、ユウやカエデ、カナエなどの皆の家族が殺される。
だから、しょうがない事なんだ。
私を殺して欲しかった。
きっと、明日も殺してくれない。
笹原家に戻りたくない。
この契約のことを話せば、殺してくれるかもしれない。
けど、この契約は誰にも話してはいけない。
秘密事項なんだ。
そうして、レンに付いて行った。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。