『 もっしー 』
廉「 どゆこと ?は ?」
『 だから同じ学科なんだってば 』
廉「 … 仲ええの?」
『 仲ええってゆーか 、偽カレカノやってるし ?』
廉「 偽 、、、カレカノぉ ?!?!」
『 あ 、』
廉「 ねえそれどゆことなん?は?」
『 ほらーーー 、あいつも女優やろ?』
廉「 せやな 」
『 そのせいで男がチラホラ寄ってくるねん 。
俺が関西ジャニーズJr.なのと同様に 』
廉「 … あーー 、、、だから
お互いくっついてれば誰も寄って来ないと ?」
『 さっすが廉くん頭良い!笑 』
廉「 なるほどなるほど … ってなるか!!
てか大吾には俺の彼女やって
言ったことあらへんけど … 」
『 いやー 、あのね 。今日一ノ瀬の方から
話されたんよ 。元彼のこと 』
廉「 元彼 … いや 、俺やん 。
え ?まじぽん ?なななななんて言っとった … ?」
『 いや特になんも 。パピコ食ったら泣き出した 』
廉「 え 、、、パピコってチョココーヒー ?」
『 おん 。最初はハーゲンダッツの予定
やったんやけどパピコ安売りしとったから 』
廉「 まじか 、、、、」
『 え 、なんかまずかったん ?』
廉「 いや 。そのパピコ 、付き合ってた頃に
よく食べとって …… 覚えててくれたんやあ … 」
『 … 廉 、』
廉「 な 、なに ?!」
『 電話越しからでも伝わってくるでニヤニヤ感 』
廉「 」←
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!