第3話

9,581
2018/09/20 10:34




西畑 side








『 はあーー 、、、だる 、』























































なんて呟きながらガラガラっと 、



今日講義してた教室のドアを開ける 。



すると 、そこには一人の背中があった 。









































『 … 誰 ?』



「 … は ?」





































































俺が話しかけると振り向いたのは女子 。



でも今までに見たことないような女子やった 。



髪もサラサラで 、キモい女子みたいに



濃いメイクしてないのに可愛くて 、



俺の心臓が破裂するんじゃないか 、って



勢いで跳ね上がってた 。


















































『 … 大学の子 ?』



「 そうですけど … あんたは ?」



『 多分大学の子 』



「 多分ってなんやねん 」



『 ふは 、笑笑
で 、こんな時間に何してるん ?』



「 忘れ物取りに 」



『 理由まで同じかいな 』



「 … あんたの忘れ物ってこれ ?」



































































そう言って女子が手に持っていたのは俺のスマホ 。



やっぱり忘れてきたんやーー 。室くん正解 笑






































































『 そうそれ 』



「 ん 、( ぽいっ )」



『 うげぇ ?!?!( ぱしっ )
は 、おまえ落としたらどうしてくれるん !!』



「 落としてへんからええやん 」



『 いや良くないやろ ?!?!』



「 … 来ること予想してて
3時間ぐらい探し回ったのになーー 」



『 え ?!?!… あ 、ありがとう ?』



「 っていうのは嘘で 」



『 はあ ?!まじおまえなんなん ?!?!』



「 おまえじゃないし 。
一ノ瀬あなた 。あんたは ?」



『 …… 西畑大吾 、』



一「 へー 、西畑 、ね 」

































































なんで … 名前呼ばれただけやのに



こんな心臓飛び出しそうなんやろ 、笑



なんて思っていると廊下から



誰かいるのかー ?という先生の声が聞こえた 。



















































一「 うげ 」



『 こっち ( ぐいっ )』































































別に俺だけ隠れれば良かったかもしれへん 。



… こいつの腕を引っ張ったのはきっと



何か掴みたかったからだそうだそうだ ((










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