第5話

#4
993
2022/10/26 14:10




   「______!_____!」
  「エース!サボー!助けてくれよー!!」


ルフィの声だ。
林の方からルフィの声が聞こえる
声のした方に走っていくと、そこにはルフィと何人かの男がいた
ルフィを捕まえている男が1番がたいが良く、強そうだ

幼少期の貴方
なんで捕まってんのルフィ

木に隠れながら様子を伺う
ルフィ
ルフィ
エース!サボー!助けてくれよぉー!

ルフィはそう叫んでいるが、ふたりとも見当たらない
出てくる気配すらしないのだ

幼少期の貴方
(もうちょっと様子見よう)
ブルージャムの手下
早くしねぇとコイツ殺すぞー
ブルージャムの手下
それでもいいのか? ニヤッ

人質なんて卑怯すぎる
大人のくせに
いや、大人だからか。
ブルージャムの手下
はい、3
ブルージャムの手下
2

カウントし始めた男達
コイツら何が目的なのだろうか
まぁ、ルフィを救う上でそんな事は関係ないけど。
ブルージャムの手下
1
ブルージャムの手下
0ー!

カウントが0になった
...が、エースもそのサボとかいう子もくる様子はない

ブルージャムの手下
じゃあ、コイツはアジトに帰ってからじっくり拷問だな
幼少期の貴方
ちょっとまって
ルフィ
ルフィ
あなたの下の名前ー!!
ブルージャムの手下
どーしたお嬢ちゃん
幼少期の貴方
今すぐその子離して
ブルージャムの手下
お嬢ちゃんには関係ないだろ?
幼少期の貴方
関係ある
手下の中でもボス的存在みたいな奴
じゃあ、お嬢ちゃんが相手するか? ニヤニヤ
幼少期の貴方
いいよ、相手してあげる
ルフィ
ルフィ
あなたの下の名前!負けるな!!
幼少期の貴方
負けるわけないじゃん、安心してよルフィ
幼少期の貴方
私が今まで、誰かに負けたことある?
ルフィ
ルフィ
ない!!

ルフィが私を信じて待ってる
修行の成果、全部出して勝つんだ



手下の中でもボス的存在みたいな奴
おいおい、お嬢ちゃん、それは言い過ぎじゃねぇか?
手下の中でもボス的存在みたいな奴
そんなちっこい体でどうするってんだよ
ケラケラと馬鹿にしながら言うソイツらにイライラしてきた
手下のくせにしゃしゃんな←
↑どこで覚えたそんな言葉
幼少期の貴方
小さくても勝てる
幼少期の貴方
あんたにはこの小ささで十分ってこと
手下の中でもボス的存在みたいな奴
なめてんじゃねぇよっ!💢

感情に身を任せ、男は剣を振り回す
幼少期の貴方
"感情だけで動く奴はただの馬鹿だ"
手下の中でもボス的存在みたいな奴
あぁ?💢
幼少期の貴方
ある人の受売り
手下の中でもボス的存在みたいな奴
うっせぇ!💢

いかにも単純な動き。
この男の動きが手に取るように分かる
やっぱり、感情だけで動く奴はただの馬鹿なのだ
幼少期の貴方
そろそろ終わっていい?
手下の中でもボス的存在みたいな奴
なんだコイツッ...全部かわされて...

男は息を切らしながら言った
幼少期の貴方
『スティッキー』

私の手からベタベタしたガムが出ていく
それも大量に。
手下の中でもボス的存在みたいな奴
うわ、何だこれ
ブルージャムの手下
悪魔の実の能力者だ!

まだ終わりじゃない
やっぱりトドメは...






噛んだガムを膨らませていくつか飛ばす
プカプカとゆっくり浮かんでいるので、男達は油断しているようだ
ブルージャムの手下
な、なんだよビビらせやがって
幼少期の貴方
最期に言い残すことは?
手下の中でもボス的存在みたいな奴
え、、
幼少期の貴方
ないね、じゃ、
幼少期の貴方
『インパクト』

幼少期の貴方
バーン
膨らんだガムは小さな爆発を起こした
例えるなら、クラッカーほどの。
幼少期の貴方
あっはは笑
気絶してるー笑
幼少期の貴方
やっぱり馬鹿だ
手下の中でもボス的存在みたいな奴
...
男達は気絶していた



同時にルフィも。
幼少期の貴方
あちゃー、ルフィも馬鹿だったか

きっと大きな技が来ると思い、気絶したんだろう
私は殺す気なんて無かったから爆発も抑えてあげた
あとでルフィに謝らなきゃ。






幼少期の貴方
てか、
幼少期の貴方
何こそこそしてんの、エース
エース
エース
ギクッ!






































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