スタート!
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今日はあの後、家に帰り、
登山はおわった。
その後俺はご飯を作り、食べ、
いつも通りの1日が終わった。
明日は、
釣りか!!
楽しみだな!
そろそろ布団に入らなければ。
「シディ!カゲ!おやすみ。」
「あぁ。おやすみ。」
カゲ?
誰だ?
だが、この声はとても暖かいものに感じる、
誰かはよくわからない、
だが、悪い人達じゃない、
とても、
良い人達なのだろうな。
どこかの、
"誰"か。
ある日、目を覚ました。
どういうことだ?
確かに昨日、父さんは釣りだといった、
しかし、違うと言われる。
なんだ?
この違和感は?
昨日が、
同じ日が、
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なんで一日が繰り返してるの?
なんで昨日が今日なの?
「ヒサ!」
「ヒサメ!」
これは誰なの?
忘れちゃダメな……
光の手……
仲間…?
影……カゲ?
「おーい!ヒサ!ここ教えてくんね?」
「ヒサメ!ご飯ができたぞ!!」
あ、
思い、
出した、……
カゲとシディだ…!!
なんで、
忘れてたんだろ?
一番、
大切な…
仲間なのに……
頬に水滴がつたう…
忘れてたの!?
二人に、
会いたくてしょうがない…
ただ、それだけ、
研究員 氷電。就寝時間だ。
研究員 実験動物が楯突く気か?
パキーン!
研究員 氷!?
研究員 脱走です!警報を鳴らしてください!
ウゥー、
早く!
二人に会いたい!!
研究員 氷電だ!攻撃しろ!
その後、
私は研究所を破壊して、
星空満点の夜空の下、
会いたい、
この思いだけを抱えて、
走り続けた。
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なんで同じ日が繰り返してんだ?
昨日と同じ今日?
マジで意味わかんねぇ……
ヒビキとシロウなら分かんのか?
俺はやっぱり…
"一人"じゃ、何もできねぇ……
は?
俺、…
"一人"だったか?
何考えてんだ?俺……
もうヒビキもシロウもいねぇじゃん……
「カゲ!」
「カゲチヨ!」
誰?
ヒビキ…?
シロウ…?
ちげぇんだ……
じゃあ
誰?
そういえばヒビキが、
忘れちゃダメ、って、
何をだ?
……
「カゲ!ありがとう!」
「カゲチヨは優しいな!」
「カゲは優しいのがいいとこなんだから!ねぇー!」
……
俺を支えてくれているのは……
「忘れちゃダメ!」
あ…
思い、出した……
そうだ…
俺を支えてくれていたのは……
ヒサとシディだ…!
行かなきゃ…
ヒサとシディのところに…
俺の本当の居場所の、……
カレコレ屋に!!
ヒビキ…
ありがとうな…
ヒサ…シディ…
忘れて…
ごめんな……
会いにいこう…二人に!!
そして、俺は走り出した…
カレコレ屋へ…
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to be content…
変だな…
アザミさん…下手い……
キモ
おつかれ!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!