第21話

#20
384
2022/05/04 15:21


向井「ま。とりあえず朝、食べよ〜」




カナ「大丈夫?あなた?」




『あ、うん!全然、』





それから、3人でご飯を食べた。





寮の入口で待ち合わせしたけど…



『あ、ごめんね?!今日、ちょっと急ぐね、』




カナ「え、ちょ、あなたー?」

向井「あなたちゃんー?!」




目黒「…」




なんだか蓮くんと一緒に行きたくなくて、
1人で走ってきちゃった。




なんでなんだろ。
まだあってほんとに数日だよ?!

こんなに気になっちゃうこと、あるの?!





私は、一人で考えながら歩いていた。



すると…



「ねぇ、そのシャツ…まだタグ着いてるよ?」




『え?!』




うわ、本当だ…はぁ、最悪…




「気をつけてね?笑」




『あ、ありがとうございました!!!』




名前、聞けなかった。








学校に着いて、すぐさまトイレに向かい、タグをとる。

本当にさっきの人に感謝しなきゃ。




そして、トイレから出た時…



『うわぁ!』




「うわ、ごめんね?」




ぶつかってしまった。




『いえいえ、私の方こそ…あ!さっきの!』




「あぁ!タグ付けてた子?」




『あ、まぁ…あの、さっきはありがとうございました!』




「全然!あのままだったら恥ずかしかったでしょ」




『本当に…ありがとうございました!』




「もぉ、いいよ笑 あ。君、名前は?」




『えぇっと、1年生の酒井あなたです。』




「あなたちゃん。よろしくね?俺は、3年の深澤。」




『深澤先輩…ありがとうございました!』




深澤「だからもぉいいよ笑」




また新しい出会いをしました。





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