第2話

先輩方と迷惑客
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2022/01/15 07:24
九井一
あなた、今日お前に客が来るから
夏羽輝 (なまえ)
夏羽輝 あなた
ウチに客っすか?
九井一
なんか、この前の仕事の話とか何とか
灰谷蘭
なになに?
あなたちゃんやらかしちゃった系?
夏羽輝 (なまえ)
夏羽輝 あなた
げっ・・・
灰谷蘭
え?そのげっは、客についての奴だよね?
俺についてじゃないよね?
夏羽輝 (なまえ)
夏羽輝 あなた
何時くらいに来るんですか?
灰谷蘭
ねぇ、蘭ちゃんのこと無視しないで?
九井一
30分後には来るって言ってたな
灰谷竜胆
兄ちゃん完全に無視されてんじゃん
夏羽輝 (なまえ)
夏羽輝 あなた
そーいえば、今日、三途先輩は?
灰谷竜胆
あの、ヤク中は今日仕事だっけ?
九井一
あー、そうだったな
灰谷蘭
三途が仕事って珍しいな
なんだ?久しぶりのスクラップか?
夏羽輝 (なまえ)
夏羽輝 あなた
え〜、スクラップするなら、うちも行きたかったです
灰谷竜胆
あなたが、ほんとに反社の人になってきた・・・
夏羽輝 (なまえ)
夏羽輝 あなた
いや、うち元から反社的なとこ居たって言うか
灰谷蘭
あなたちゃんは、いつから、反社入りしたの?
夏羽輝 (なまえ)
夏羽輝 あなた
そーッスね、2、3年くらい前っすかね?
九井一
それでこの成績か、凄いな
夏羽輝 (なまえ)
夏羽輝 あなた
えー、ほんとですか〜?
灰谷竜胆
すぐ、調子乗る
すみません、○○組織の者ですけど
九井一
あ、あなたへの客
夏羽輝 (なまえ)
夏羽輝 あなた
うっっわ
マジで来やがった
灰谷蘭
何、そんなに悪いことしたの?
夏羽輝 (なまえ)
夏羽輝 あなた
いや、そーいう訳じゃねーんすけど
おぉ、あなたちゃんじゃん!
お久しぶりだね〜
夏羽輝 (なまえ)
夏羽輝 あなた
お久しぶりです。
○○さん
呼び捨てでいいって
夏羽輝 (なまえ)
夏羽輝 あなた
いや、そーいう訳にはいかないんですよね。
そー?


スーッ
夏羽輝 (なまえ)
夏羽輝 あなた
・・・ッ
灰谷竜胆
そーいうことかよ。
灰谷蘭
俺のあなたちゃんに手出すなよ。
九井一
俺が行く
灰谷蘭
はぁ、俺が行く!
灰谷竜胆
ちょっ、2人とも落ち着いて
夏羽輝 (なまえ)
夏羽輝 あなた
はぁ〜、
あなた以外
・・・!
夏羽輝 (なまえ)
夏羽輝 あなた
○○さん、
ここは、キャバクラではありませんよ?
灰谷竜胆
あっちゃー
夏羽輝 (なまえ)
夏羽輝 あなた
○○さんは、私をキャバ嬢か何かと勘違いされているようですが、私は貴方のような人の相手をできるほど
夏羽輝 (なまえ)
夏羽輝 あなた
優しくはありません。ニコッ
さっさと失せろ
あ、え、えと
九井一
んん゛!
お客様、少しお話よろしいでしょうか?
あ、あぁ



・・・・・・


夏羽輝 (なまえ)
夏羽輝 あなた
や、やってしまったー・・・
灰谷蘭
あはは、あなたちゃんっぽいわ
夏羽輝 (なまえ)
夏羽輝 あなた
笑い事じゃねーッスよ
私、この後ほんとにキャバ嬢になっちゃうかもしれません
灰谷竜胆
そしたら、俺そのキャバクラ通うわ
夏羽輝 (なまえ)
夏羽輝 あなた
え、マジっすか?ありがとうございます
竜胆先輩!
灰谷蘭
冗談抜きにホントになったらどーすんだよ
夏羽輝 (なまえ)
夏羽輝 あなた
が、頑張るっス!
九井一
おー、あなた、キャバ嬢になんのか?
夏羽輝 (なまえ)
夏羽輝 あなた
いや、出来ればなりたくないですけども
九井一
その心配はねーよ
その社長には、丁重に今後の話を断ったから
夏羽輝 (なまえ)
夏羽輝 あなた
ココパイセーン!
大好きデーす!!
九井一
おー笑
灰谷蘭
今回は、九井の手柄だな

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