🐰 side
職員室に用があったから俺は廊下をブラブラとしていた
そーいえばクラスで誰か倒れてたっけ
じゃあ俺はお世話係にでもなるのか?
そんな事を考えながら歩いていたら
誰かとぶつかった
ぶつかった相手はあなただった
どうしてあなたがここにいるのか不思議だったけど
あなたは中学の時よりもまた一段と痩せていた
🐰「💭こうなったのも俺のせいだよな、、ごめんな」
それでも口は思ったようには動いてくれず、
『幼馴染なのにそんな事言うのッ、、、、』
🐰「ッ、、、、、、、、、、、!!!」
🐰「お前には関係ねぇよッ、、」
🐰「お前とはもう幼馴染でもなんでもねぇよッ、、、」
そう言って俺はまた彼女を殴ってしまった
あなたは泣いていた
俺は居ても立っても居られず、その場をすぐ去った
🐰「ごめんな、、、あなたッ、、、、、、、」
そして俺は涙を流した
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。