第95話

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2020/08/12 11:43
部屋に戻ってきた。へやにはあきら、総二郎、類がいた


(司)
クソっ

(あきら)
どうした?

(司)
あのババア、葉月を婚約者として認めねぇ

(西門)
本当か?あんなに気に入って認めてたのに

(司)
経済の勉強しにニューヨークに行けってそれで決めるとさ

(類)
それって、司を試してるんじゃない
葉月はもう医者として自立してる
でもまだ司は学生なわけだし

(あきら)
そうかもしれねぇな
司が頑張る番ってことなんじゃない

(司)
・・・・・・・・・・・・・

(あきら)
いつ行くんだ?ニューヨーク

(司)
また分からねぇ。だから近いうちに行くだろう

(西門)
それじゃ、頑張って来いよ!認めてもらう為に

(司)
・・・・・・・・・・

(あきら)
そうだよ。頑張って来いよ。それで認めてもらおうぜ。なっ

(司)
あぁ

(あきら)
それじゃ、葉月にまニューヨーク行くこと伝えないとな

(西門)
ショックするんだろうな。ニューヨーク行くって言ったら

(司)
いや、それはもう言ってある。海外に行くかもしれねぇってのは

(あきら)
それでも、辛いもんだぜ

(司)
・・・・・・・・・・・・

(あきら)
司のフォローは俺達でしとくぜ

(司)
あぁ

(西門)
行ってこい葉月の所

(類)
そうだよ。行っておいで






司は葉月の家に向かっていった




(あきら)
まさか婚約を認めて貰えないとはね

(西門)
しょうがねぇよ。あの道明寺家だからな

(類)
葉月なら大丈夫って思うな。
後は司次第だと思う

(あきら)
そうだな。司次第だろうな。
葉月の事は認めてるんだろう。
類の言う通りだろうな。














車を葉月の家に走らせた

「到着しました」

車をおりてオートロックのロビーを合鍵で入り、すぐに葉月の部屋へと足を運ばせる


ピンポン


(葉月)
はーい
どちら様ですか?

って司?!

どうしたの?



強く抱き締めた


(葉月)
なになに?どうしたの?
とりあえず中に入りな



靴を脱いでリビングへとはいる司


(葉月)
本当にどうしたの?
なにかあったの?





(司)
すまねぇ。婚約ことあのババア認めなかった

(葉月)
えっ?

(司)
類がいうには、葉月はもう医者として働いて自立してるから俺様を試してるんだろうって

(葉月)
・・・・・・・・・・・・

(司)
経済の勉強の為にニューヨークに行けって
それで決めるって

(葉月)
そっかそんなことがあったんだね。
私はそうそう、認めて貰えるなんて思わなかったよ。いい所のお嬢様でもないし庶民だし、だから気にしなくていいよ。
ニューヨークで勉強してくるんでしょ?
ならもっと成長した司なら大丈夫じゃない。
類が言う通りなら
ねっ、だから気落ちしなくていいよ。

(司)
葉月

抱きしめる

(葉月)
ニューヨークで頑張ってきな。
応援してるから!
ねっ。

今日どうする?泊まる?


(司)
いいか。今葉月と離れたくない

(葉月)
うん。じゃ、連絡しとかないとね。

(司)
あぁ、あきら達にも連絡しねぇと

(葉月)
そうなの?

(司)
さっきまで一緒にいたからな

(葉月)
そっか、じゃ連絡しないとね
コーヒーいれるね




キッチンにいった葉月
司はあきら達に連絡した




(葉月)
はい!どうぞ

(司)
あぁ、サンキュー

(葉月)
(๑ ᴖ ᴑ ᴖ ๑)

(司)
なんだ?

(葉月)
ううん。なんでもないクス
でもニューヨークか・・・いつ行くの?

(司)
まだ決まってねぇが近いうちだろうな

(葉月)
そっか、そうしたら中々会えなくなるね
私もそうそう休み取れないからさ

(司)
そうだな。だが、葉月だけだから俺様には葉月が必要だから

(葉月)
司・・・・・・ありがと。好きだよ

(司)
俺様は愛してるがなクス


















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