第147話

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2020/08/16 09:30
司の本心を確認するためニューヨークに来ていた類達
早く葉月の心配事を減らしたかった





(女)
司いいじゃん!

(司)
離せ!なんでお前なんかと行かなきゃいねぇんだ!

(女)
私は司のと行きたいの!いいでしょ。

(司)
行かねぇ!離せ!的周り着くな!



(あきら)
司!

(司)
お前ら



(類)
女・・・は本当だったんだ。

(西門)
でも、見るからして司は嫌がってる。

(類)
うん


(司)
どうしたんだいきなり!!

(あきら)
いや心配してる奴がいてね。

(司)
心配してるやつ?



(女)
司、この人たち誰?

(司)
お前には関係ねぇ。

(あきら)
場所変えねぇか。

(司)
あぁ、離せ
お前とは付き合ってらんねぇんだ。

(女)
しょうがないなぁ。
今度はちゃんと行こうね!
じゃーね





(司)
どうしたんだ。葉月に何かあったのか?!

(あきら)
なんもねぇよ。心配はしてたけどな。

(司)
心配?なんのだよ。

(類)
さっきのだよ!女

(司)
心配するなって言ったはずだ。
俺様は葉月だけだって

(西門)
それでも、女がチラついたら心配するもんだよ。

(司)
・・・・・・・・

(類)
で、さっきのはなに?あの女誰?

(司)
西園寺財閥の令嬢で最近まとわりついてくるやつだ。
こっちは相手にしてねぇのに付きまとわりついてきやがる。

(あきら)
じゃ、別に葉月以外の女が良くなったわけじゃないんだ。

(司)
当たり前じゃねぇか。俺様には葉月だけだ!
だから日本に帰って葉月を婚約者として発表する予定でいるんだ!

(類)
いつごろ?

(司)
今週中にはな。

(類)
そっか、安心した。

(司)


(類)
葉月を手放すなら俺が貰おうと思ってたから

(司)
なに?!類てめぇ!!

(類)
それだけ葉月は魅力的なんだよ。司だけが好きじゃないんだ。
でも、今の言葉聞いて安心した。
やっぱり葉月には司が必要だから

(司)

今は離れ離れになってるが、手放すわけねぇだろ!
やっと葉月を手に入れたんだ。

(あきら)
なら心配無いな。

(西門)
そうだな。司手を打つなら早くした方が葉月も安心するぞ。

(司)
あぁ、もうドレスは送った

(類)
そう?

(司)
あぁ

(類)
じゃ、早く婚約発表しないとね。じゃないと葉月は安心しない









あきら達は女が勝手に司にまとわりついている事がわかった。
そして司には葉月が必要だということも
早く婚約発表が行われることを希望していた。

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