第148話

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2020/08/17 00:51
あきら達は司の本心を聞いて、日本に戻ってきた。
病院にいくのは葉月に迷惑になるからと電話で話すことにした。



葉月はちょうど休憩中だった。



トゥルルルルルル


(葉月)
ん?類?

類どうしたの?

(類)
葉月?ニューヨーク行ってきたよ。

(葉月)
っ・・・・・・・

(類)
心配することなかったよ。
やっぱり司には葉月が必要だよ。
女も司は相手してなかった。ただまとわりついてるだけだったよ。それに葉月を婚約者としてちゃんと発表するって言ってたよ。
だから心配することなんかないよ。

(葉月)


(類)
俺たちにも俺には葉月だけだって言ってたから

(葉月)
ニューヨークまで行ってくれてありがとう
信じようと思う

(類)
うん
仕事中でしょ。じゃ、切るね。

(葉月)
うん。本当にありがとう

(類)
ううん。気にしないで葉月ためだもん。
じゃーね


ブチッ



(緋山)
誰からの電話だったの?

(葉月)
類から

(緋山)
類くんから?

(葉月)
うん。早速ニューヨークにいって確かめて来てくれたみたい

(緋山)
それで?

(葉月)
心配しなくて大丈夫だって。
俺には葉月だけだって言ってくれたみたい。
それに女の人はただ、司にまとわりついてるだけだって司は相手してないからって

(緋山)
ほらね。だから信じる事が大事なんだよ。

(葉月)
うん。信じることにした。それにドレスが届いたの。司から

(緋山)
そうなの?婚約発表する時に着て来いって事だよ。絶対

(葉月)
うん。私が司の婚約者だって胸張ってる

(緋山)
その意気だよ。

(葉月)
美穂ちゃんありがとう

(緋山)
ううん大したことないよ。








葉月は司の本心が聞けた事で自信を持つことができた。
これで心配することはなくなった。
婚約発表も間近になっていた。

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