(葉月)
お疲れ様
(緋山)
お疲れ様
今日は午後休みだっけ
(葉月)
そうだよ。だからお先失礼〜
家に帰宅中牧野にあった
(葉月)
あっ!
(つくし)
どうも
(葉月)
つくしちゃんだったよね
(つくし)
はい
(葉月)
少し話さない?
(つくし)
はぁ
この前司達と行った喫茶店に向けて歩いた
(葉月)
好きなの選びな
私はレモンティー
(つくし)
じゃ、ミルクティーで
「かしこまりました」
(つくし)
で、話って・・・
(葉月)
学校での司を聞こうと思って
とつくしと色々話し始めた
そしてあの話に
(葉月)
赤札?
(つくし)
はい
・・・・・・・・・・
赤札の話を聞いた葉月は驚いた!!
これは司に問い詰めないとと思った
それからまだ少し話してつくしとは別れた
(葉月)
司
(司)
なんだ?
(葉月)
赤札
(司)
?!
(葉月)
今日、つくしちゃんと会って話聞いたの
(司)
・・・・・・・・・・・
(葉月)
赤札なんてもの貼って、全校生徒から虐めるゲームみたいなのやってたんだって
(司)
・・・・・・・・・・・
(葉月)
だから1度栄徳学園の生徒が救急で運ばれてきたのね
何か言ったら
(司)
すまなかった・・・・・・
(葉月)
なんでそんな事やってたの?
(司)
・・・・・・・・暇つぶし
(葉月)
暇つぶしでやってたの?!
何やってるの!!
(司)
お前が!・・・・お前がいなくなるから
(葉月)
司・・・もうやってないんでしょ?
(司)
あぁ、やってねえ
(葉月)
もうやらないでよ。恋人としても医師としても
(司)
あぁ、もうやらねぇ
弱く優しく抱きしめた司それを優しく受け入れた
(葉月)
ならいいよ
懐が大きいかのように、司やっていた事を許した葉月
いまはやってないとわかって良かったと思った
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!