第115話

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2020/08/13 13:32
司がニューヨークに行って半年が流れた
沢山の事故現場に足を運んだ葉月
それでも、司への連絡は欠かさなかった
電話だったり、メールだったり
司も暇があれば葉月に連絡をした
たわいもない話だったり、今の状況だったり
遠距離をしていると、どちらか気持ちが冷めたりとあるはずが
この2人の絆は強かった



空港にはサングラスをかけたくるくるパーマの司が降り立っていた
司は迷わず葉月の所に向かった








(司)
すいません。

(早川)
はい

(司)
高坂葉月をヘリポートまで呼んでくださいますか

(早川)
葉月先生を?

(司)
お願いします

(早川)
分かりました



そう言うと司ヘリポートまで歩いていった


早川は何なのか分からないまま葉月先生を探す


(緋山)
早川どうした?

(早川)
あっ緋山先生!いや葉月先生をヘリポートまで呼んでくださいって人が来て

(緋山)
それってどんな人だった

(早川)
顔はサングラスをしていたので分かりませんでしたがくるくるパーマのした人でした

(緋山)
それって・・・・・ありがと
葉月は私が探しとくは

(早川)
でも

(緋山)
いいから、早川は仕事に戻って

(早川)
分かりました




緋山は葉月を尋ねてきた人が誰だかわかった
早川をそうそうに仕事に戻させ、自分で葉月を探し始めた

その頃葉月ICUにて患者さんのバイタルをチェックしパソコンに入力していた


(緋山)
いたいた、葉月

(葉月)
美穂ちゃん、どうしたの?

(緋山)
これからヘリポートに向かって

(葉月)
えっ?でも

(緋山)
いいから、後はやっとくからほらっサッサっといく

(葉月)
う、うんわかった





葉月はなんの事か分からないままヘリポートへ向かった



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