トゥルルルルルル
(葉月)
司?
(司)
どうした?仕事だったんじゃないのか?
(葉月)
今日仕事だったんだけど、橘先生とかが休みにしてくれて帰国パティーに参加出来るようになったよ。
(司)
そうなのか。じゃ、迎えに行く
(葉月)
うん
司は参加することになった葉月を迎えに行くことになった。
(あきら)
やっぱり凄いな
(西門)
そうだな。
(類)
葉月来ないのかな。
(あきら)
仕事らしいぜ。だから来れないだろ。
(類)
そうなんだ。
キャー
「道明寺様〜」
司が葉月をエスコートして現れた
(あきら)
葉月いきてんじゃん!
(西門)
来れるようになったんだろ
(司)
今日は道明寺司の帰国パティーに来てくださってありがとうございます。
最後までお楽しみください!
(西門)
司!
(司)
総二郎
(あきら)
改めておかえり
(司)
あぁ
(類)
葉月これたんだ。
(葉月)
うん。出勤してたら行ってこいって半ば強引に
(類)
そっか
(あきら)
でも、来れてよかったな。
(西門)
婚約者の葉月が来ないとダメだろうからな
(葉月)
そんなことないでしょ!
だって司の帰国パティーだよ。私がいなくても大丈夫でしょ。
(あきら)
そんなことねぇぜ。
「あの方が道明寺さんの婚約者なのかしら?」
「なんで庶民なんか婚約者にしたのかしら」
(麗華)
「うるさいわよ。司が認めた女性なんだから私たちがとやかく言うことじゃないわ」
「誰よ!そんなことあなたには言われたくないわ」
(あきら)
言われてるな。葉月の事
(司)
あんなこと気にしなくていいから
(葉月)
大丈夫だよ。気にしてないから
(類)
ならいいんだけど
(あきら)
とりあえず、楽しもう!
帰国パティーを楽しんだ葉月達
葉月を見ては庶民が司の婚約者だと言うことに不満などを口々にしていたが葉月は気にしなかった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!