私を含め7人がホールに到着した時、昨日と同じくまだ何人かしか来ていなかった。
こうして私たちが色のことで騒いでいた時、1人の女の子がこちらに歩いてきた。
女の子の後ろにはいつの間にかニヤニヤしてる2人の女の子が隠れていた
あなたside
『明日からもう来ないでくれる?』
ずっとこの言葉が頭の中をぐるぐるしてる…
あれ…これに似た言葉…前にも聞いたことあるような…
『お前は明日からうちの子じゃないから』
『ここから出ていって!明日の朝までここにいたら殺すからね?』
殺される…?ここから出ていかないと
コロサレル?
どうしよう…お母さん…ごめんなさい…
出てくから殺さないで…
苦しい、怖い、目の前が歪んで見える…
あれ…今まで息ってどうやってしてたっけ…
ヤバイ…クルシイ…誰か助けて…このままじゃ…
死んじゃう……
6つ子side
おそ松))さっきからあなたの様子がおかしい気がする…
なんかわかんないけど苦しそうだな…
あなたside
どうしよう…苦しくて涙が出てきた…
頭がクラクラしてきた…倒れそう…
…っ倒れ…る…
ガシッ
誰かが支えてくれ…た…?
おそ松兄さんだったんだ…
顔見た瞬間なぜか安心したんだ…
やっぱり長男だからなのかな…
兄さん達みんな心配そうな顔してる…
心配かけちゃったな。
あれ…涙が…
おそ松兄さんは私が泣いてしまった時、
頭をなでてくれた。
それが嬉しくて、安心してさらに涙が出てきた。
おそ松兄さんは私が泣き止むまで頭をなでてくれていた。
この後その女の子と一緒に折り紙で色々作ったとさ…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!