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第11話

_ @ _
おじいちゃん
_蒼生@そうせい_
蒼生そうせい
ん?どうしたんだ?


小さな赤い着物に黒い上着を羽織った男の子が


白髪混じりの蒼生の元へ行く。


_ @ _
絵、見せて欲しい


和風の書斎は、沢山の本が積み上がっていたが


蒼生は、正座して


小さな木のテーブルの上で


筆をすずりに注いだ墨を着いていたところだ。


_蒼生@そうせい_
蒼生そうせい
あぁ。良いぞ。
そうだな···お前が好きなのは···
これだろう?


蒼生は、引き出しを開けて


何枚かの、紙を捲りながら探していき


1枚、男の子に見せる。


_蒼生@そうせい_
蒼生そうせい
変わってるな。これが1番好きとは
_ @ _
なんか·····好き


今にも出てきそうな


美しい女と、1人の武士。


_ @ _
·····他の怖いやつよりかは好き
_蒼生@そうせい_
蒼生そうせい
ん?怖いのか?


蒼生は、パラパラと·····ページを捲ると


筆で描いた


人外が居る。


_ @ _
··········
_蒼生@そうせい_
蒼生そうせい
ハハハッ。悪い悪い。
だけど·····お前は見えないだろう?


蒼生は、目を細めながらそう言う


そうして、部屋の隅を見ると


絵のそのままの姿の生き物が浮いていた。


_ @ _
·····!居る。おじいちゃん·····あそこ


男の子が、蒼生の視線を追って振り返ると


男の子は、心底驚いた様子で


化け物に指を指す。


_蒼生@そうせい_
蒼生そうせい
目を合わせちゃ駄目だ。
いいかい?気づいても
気づいてないフリをしなさい


でも·····。と男の子は言葉を漏らす。


_蒼生@そうせい_
蒼生そうせい
困ったな·····


蒼生は、眉を下げて


男の子の頭を撫でて微笑む。


_蒼生@そうせい_
蒼生そうせい
お前には力があるようだね
_蒼生@そうせい_
蒼生そうせい
まぁ、安心しなさい。
おじいちゃんが守ってあげるから
_ @ _
·····うん


蒼生は、でも。と付け足すと


_蒼生@そうせい_
蒼生そうせい
私が死んだ後は·····どうしようかね


そんな、呟きを聞いた子も今は16歳。


私の家。神風家には、昔から


新月の日に生まれた女の子と、満月の日に生まれた男の子は


小学校に上がるまで


反対の性別の格好をし、魔から興味を失せさせ


更に、魔よけの赤い着物を羽織っていた。


今。それに当てはまっている子は·····


とてつもない、その力がまた。


戻り始めていた。




……To be continued