第13話

紅薔薇の姫とお茶タイム
363
2019/12/29 04:05
マリア
マリア
貴方の事も沢山教えなさいよ!
葵
勿論です!
マリア
マリア
いいわよー!
その代わり…
ある日マリアは部屋で
午後のティータイムを楽しんでいた。
しかしそこへ小さなお客様が来たのだった…
コンコン…
マリア
マリア
誰かしら?
マリア
マリア
鍵は開いているわよ〜
入ってらっしゃい!
ガチャ…
葵
こんにちは!
マリア
マリア
あら!
葵じゃない!
マリア
マリア
私の部屋に来るなんて
珍しいわね!
マリア
マリア
何かあったの?
葵
いえ…今私の中で
あんまり話した事のない人と
話してみたいって思って…
葵
真っ先に思いついたのは
マリアさんだったんです!
マリア
マリア
私的には結構話してると思うけどね?
葵
でも、ちょっとしか話していないので…
葵
今日はお茶タイムっていうか…って
マリアさんもうお茶飲んでたんですね…
マリア
マリア
マリア
マリア
実は今飲み始めたばかりで
誰かと話したいと思ってたから
丁度良かったわ!
葵
葵
本当ですか!
マリア
マリア
それじゃ…一緒に飲んでくれるかしら?
葵
勿論です!
葵
今コップ持ってくるので
待っててください!
ガチャン!
マリア
マリア
貴方が好きな子は
元気ね?
フローラ
フローラ
勿論ですわ
姫様はいつも元気いっぱいですの!
フローラ
フローラ
私はそういう所に
心打たれたのです
マリア
マリア
確かに忠臣が好きそうな子ね?
フローラ
フローラ
私はあの方がどういった方なのかは
分かりませんが…
フローラ
フローラ
とても葵…いえ姫様を大事に
してくれてるかもしれません!
ガチャ!
葵
只今戻りました!
マリア
マリア
それじゃお茶にしましょ!
葵
はい!
葵
マリアさんの事を沢山
教えてくださいね!
葵
私は元の世界では…
こうしてマリアと葵のお茶会が始まった
恋話に花を咲かせたと思ったら、感動
する話など…
その話はまた今度!

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