『ガチャ』
良かった……透ちゃんか…
すぐに盾で送って
瓦礫を飛び越えたり、避けたり。
騒ぎの中心へと向かう。すると、
何か黒いのに包まれて端の方へ連れてかれる。
顔を見ると。
常闇君が来る。
ファットガムさんに伝われと、頭を下げる。
とニコッと笑ってくれる。
やっぱり分かってくれるんだ。
と、手を振って行く。
カッケーなぁ…(笑)
すると、目の前に。
と、私の肩をポンっと叩く。
伝わったよ、ツクヨミくん!
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一方轟、爆豪side
『バーーーーン!!!!』
と氷で固めようとする。
『パキキキキキ!』
そこには死柄木だけでなく荼毘もいた。
だが軽々と攻撃をかわされて、
こちらは息が上がる一方だった。
(轟視点)
クソ…全然攻撃あたんねぇ!
こっちがどれだけ足掻いても疲れが蓄積される…!
爆豪も口こそ、
なんて言うが実際はかなり疲れてるはず…
時間も、もう20分は戦ってる…!
油断した…危うく粉々になるとこだった。
寸前で炎を出したから良かったが…
『パキキキキキ!』
ジロリと強く荼毘を睨む。
俺は首を押さえられた、
ちくしょう!動けねぇ!
すると俺に気をとられた爆豪が死柄木に押さえられた。
クソ、すまねぇ爆豪…!
歯を噛みしめる事以外、
俺に出来ることは無かった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!