第38話

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2020/04/20 09:56
そして、約束の時間。
私は長めの花柄ロングワンピースを着て、
ジャケットを羽織り、髪は飾りをつけといた。
こんな格好で大丈夫かな?
なんて、夕陽を眺めていると。











爆豪 勝己
どこ見てんだよ。
聞きなれた、声。
それすらカッコいいなと思う。
夜盾
夕陽が綺麗だなと。
爆豪 勝己
確かにな。…おい、行くぞ。
夜盾
ふぇっ!?どこへ!?
腕を掴まれてどこかへ連れてかれる。
少し経つと腕は放してくれたが歩みは止まらない。
その行くままに着いていく。
しばらくすると立ち止まり。
爆豪 勝己
入るぞ。
夜盾
う、うん?
そこはいかにも穴場スポットの様なレストラン?
爆豪 勝己
お前、嫌いな食べ物は。
夜盾
??特には無いよ?
爆豪 勝己
ふぅ…
ホッとした様に息を吐いてたけど…
店員
いらっしゃいませ。御二人様で?
爆豪 勝己
はい。
店員
ご案内致します。
こちらのお席へどうぞ。
ご注文お決まりになられましたらお申し付けくださいませ。
夜盾
ありがとうございます。
店内は少し高級そうな、感じ。
綺麗なシャンデリアや、壁がとても華やか。
店員
こちらメニューでございます、
失礼します。ごゆっくり。
店員さんが去って、爆豪くんは
爆豪 勝己
ん。
と言ってメニューを渡してくれる。
夜盾
ありがと…?
渡されてパッと開くと、え。高くないか?
いや、お金あるよ?無駄にね。
爆豪 勝己
言っておくが、奢りだ。
夜盾
えっ!?
爆豪 勝己
俺が奢ってやるっつってんだよ。
夜盾
でもわ…
爆豪 勝己
いいから、な?
少し照れ臭そうに言うから、


必然的につい返事を返してしまう。
夜盾
うん…?



あぁぁぁぁ。ぎこちないよ。
会話がさぁ!?
なんか、なんか話したいよ…
爆豪 勝己
お前、何食べるんだよ。
夜盾
ん~爆豪くんは?
爆豪 勝己
俺はこれ。
それは少し辛めな料理。
夜盾
辛いの好きなの?
爆豪 勝己
おうっ、すげぇ好き。
夜盾
じゃあ私はこっち。
爆豪 勝己
ん?トマト料理か。
夜盾
うん、あ、店員さん呼ぼうか。



そして、注文して料理が運ばれてくる。
いただきます
と一口、口に入れると
夜盾
んぅ~おいしぃ~
爆豪 勝己
だろ?
夜盾
あ、もしかして。
爆豪 勝己
おう、連れてきてみたかった。
夜盾
え、どうして私?
切島くんとかは?
爆豪 勝己
いや……何となく。
少し目をそらして照れてる。
夜盾
ありがとう✨
すごく嬉しすぎて笑顔になっちゃうよ…!
爆豪 勝己
可愛い(ボソッ
夜盾
え?
爆豪 勝己
食い終わったらもう1つだけ連れて行きてぇとこある。
夜盾
うんっ!いいよ!
こうして、ご飯を食べ終わり。
爆豪 勝己
すぐそこ車あっから。
夜盾
えっ、免許持ってたの!?
爆豪 勝己
俺を誰だと思ってやがる…。
夜盾
ふふっ、ごめんごめん(笑)
あ…笑えた。
普通に会話できた!
てか免許かー。私盾で飛べちゃうしな。
というか昔から何でもできたもんね。
爆豪くんは。
爆豪 勝己
おい、ちゃんと着いてこいよ。
流石に人が多かったから、爆豪くんの近くに行く。
夜盾
はぐれないようにしないと…
私がそう言ったら、急に。
爆豪 勝己
手出せ。
夜盾
?はい。
よく分かんないけど手を出した。
そう言うと手を。
繋いだ。
爆豪 勝己
これではぐれねーだろ。
夜盾
…!うん…。
爆豪くんは一瞬私に照れた顔を見せたけど、
すぐ前を向いてしまった。








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皆様こんちわ!!
更新誠に遅くなりほんと申し訳ないです!!
中々ネタが思いつかず、
いいとこなのに…(笑)
これからもぜひとも見てくださると嬉しいです!
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