第4話

three
2,870
2020/04/16 13:56
捕まえられなかった事に関して、


ファットは仕方ないって言ってたけど…
……でも今日は同窓会!
気持ち切り替えないと!
夜盾
あ!ねぇ、切島くん!
(仕事終わると名前呼びになる)
切島 鋭児郎
ん?なんだー?
夜盾
私、盾に乗せてくよ?
その方がお金もかからないし!
切島 鋭児郎
本当か!?あ、でも…
俺寄るとこあるんだよな…
夜盾
じゃあそのとこ周辺で下ろすよ!
切島 鋭児郎
そりゃ助かんな~!
夜盾
じゃあ、5時でいい?
切島 鋭児郎
あー…ちょっと時間かかりそうだから、4時半でもいいか?
夜盾
うんいいよ?というか私達酷いよね~大阪から東京なんて!超大変!
切島 鋭児郎
だなー!夜盾の盾の無かったら何時間も掛けないと行けないし…
夜盾
そうそう!じゃ、後で!
切島 鋭児郎
おう!
私はお昼ご飯を家で食べて、服選び♪




んー…黒いタイツに…長めの紫色のワンピース!
このワンピース好きなんだよねぇー!
腰回りの後ろにリボンがあって、


裾には小さな星型のラインストーンがあって!
で、実は、ヒーローになって髪を短く切った。
色も染めていいらしいから、


髪の先は水色に染めて!
だから、その髪の毛にあの、


お父さんからもらった髪飾りをつけて!
今は暑いから薄めの白いボレロを着よっと!
よし!準備完了!
少し時間は経って、
夜盾
やば、時間だ。事務所前にいるって切島くん言ってたし…急ご!
と、事務所までなら近いし、普通に歩いて向かう。
あの赤い髪は…
夜盾
おーい!切島くん?
切島 鋭児郎
おぉ!夜盾か!!可愛いな!
夜盾
えっ!?/////
切島 鋭児郎
あ、その、そういう…///
夜盾
う、ううん!ありがとう!
夜盾
というか、切島くんスーツ似合う!
カッコいいよ!
赤くシンプルなスーツだけど、


筋肉質な体型にはとても似合っている。
切島 鋭児郎
ありがとう!///
夜盾
よし、行こう!
都内のどの駅がいいかな?
切島 鋭児郎
〇〇駅って分かるか?
夜盾
知ってるよ?一度仕事行った!
切島 鋭児郎
そうか!じゃあ、そこまで!
夜盾
はい!出発しまぁーす(笑)
と、盾を浮かせて、そこまでひとっ飛び!
夜盾
はい!着いたよ!
切島 鋭児郎
悪ぃな!ありがとな!
夜盾
うぅん!先に行ってるよ~!
切島 鋭児郎
おう!
と、切島くんが走っていくのを見送って、


盾にまた乗る。
町人
あれ!ナイトかしら!
町人
キャー!いつもカッコいいのに何あの服装!超可愛いっ!
町人
ナイト見れるなんて…
私、最高の誕生日だ!
夜盾
??誕生日ー?
町人
え、あ!はいっ!
夜盾
何か出来ることするよ?
町人
え!!??写真…いいですか!?
ああ、あと、サイン!
町人
ちょっと〇〇~
夜盾
いいよいいよー!
と、お誕生日の若い女の子にプレゼント?


をして、また空へ!
町人
頑張ってねーーー!!!
夜盾
応援よろしくー!!ありがとー!
みんなが笑顔になる。
この空から見るみんなが笑う姿がとても好き。
えっと…確かこの辺の…あった!赤い屋根!
と、盾からゆっくり降りる。
えっと、中入っていいよね?
ぎいいぃぃ、
そこには、赤と白の髪の毛。綺麗なオッドアイ。


もう考えなくても簡単にわかる。
夜盾
轟くん…だよね?
轟 焦凍
夜盾…か。
夜盾
うん!しばらく会わない内にカッコよく!
轟 焦凍
夜盾も、髪、切ったんだな。
と、ふわりと微笑む轟くん。
夜盾
うん、区切りに。
轟 焦凍
そうか、似合ってるな。
夜盾
ありがと!えっと…主催者は?
轟 焦凍
上鳴なら今は駅まで瀬呂達迎えに。
耳郎もいたけどそっちも女子迎えに。
夜盾
というか轟くん早くない!?
轟 焦凍
俺は時間を間違えた。
5時からかと勘違いした。
夜盾
えっ?あはは(笑)
何だか轟君らしいね!
夜盾
じゃあ私も待とうかな!
轟 焦凍
あぁ。好きな席座っていいらしい。
夜盾
オッケー。
すると、急にドアが開いて!






『バンッッ!!!』

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