タッタッタッ
広場に到着すると色んな人が画面に向かって
「頑張れ」「負けるな」
などと声を掛けていた
周りがシン...と静まり返るまるで周りから音が消えてしまったように
そしてオールマイトが勝利のスタンディングをする
そのすぐ後、
太宰は警察に連れられ警察署内を歩いていた
歩きながら警官が尋ねる
太宰が頭の後ろで腕を組む
太宰がポケットに手を突っ込み、立ち止まる
太宰の 掌にあったのは小さな機械のようなものだった
部屋の明かりが消える
投影機のような機械は太宰の手の上で起動する
ヴォン
映像が出る
初めは暗かった画面にも人影のようなモノが写り始める
グッ
太宰が無言で投影機を握り潰そうとする
映像の中から若い男のような声が聞こえてくる
太宰が壊そうとしていた手を止める
すると途端に太宰は無表情で冷たく鋭い瞳で映像を射抜く
見た事の無い太宰の表情、瞳、そして舌打ちに相澤が動揺する
映像は太宰が壊そうとした影響で親指が投影部分に当たっていて映像の真ん中だけが切り取られている形になっており.....
問題の男の姿は見ることは叶わない
そう呟いた太宰の声には憎しみや怒りの感情が染み付いているように感じられた
バキッ













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。