『みんな、また一緒に────しようね』
「ははっ───強いから今度は俺達の方が強く産まれてくるさ」
「───には負けません!」
「俺だって!ついでにお前もぶっ倒してやる!」
「やってみろボケェ!」
「ははっ、俺達らしいラストだな」
「それな〜まぁ、こっちの方がいいべ!」
「だな!」
『キャプテンは今度もキャプテンでいてくださいね!』
「おう!任せとけ!影のキャプテン!」
『だからそんなんじゃないですってー!』
「笑笑いや、───は影のキャプテンだべ」
『違いますよ〜』
「じゃあ、行くか!」
「おう!」
───────また会おう!
────Crow Of Seaは永遠に────
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!