日曜日。
そう。
また、南の国に行く日。
私は私服に着替え、いつものように食堂へ行く。
南の国との関係のこと…
お母さんには聞かなくていっか。
もう今日南の国行くって決めたし。
私は朝食を済ませ、すぐに部屋に戻る。
とりあえず必要そうなものは鞄につめてお城を出る。
私がお出かけするってことはメイドに伝えとけばいいね。
うん。
じゃあ早速南の国へれっつごー!
昨日いったからか少し慣れたかも。
あんまり迷わずに着いた…!
やっぱ私の記憶力すごいね。
でもさ。
私肝心なこと忘れてた。
南の国には着いたんだけど……
誰に聞こう。
まぁとりあえずそこらへん歩いてみるか。
そう思って角を曲がった時だった。
どんっ
誰かと角でぶつかったぁ
るぅとくん?!
って言った?!
もしかして昨日の?!
いやでもさすがに……ね?
おそるおそる顔をあげると
そこには見覚えのある顔が……。
まさか、あの"いつか"が
こんなにすぐに来るなんて……。
今日感謝コーナーしてない
ぷらす
すとぷり出てなくて(最後に)ごめんね!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。