第2話

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2021/08/01 07:17




















🚪 ガチャ
イチジ
イチジ
父上、お呼びでしょうか
ジャッジ
よく来た
お前たちに話がある
レイジュ
レイジュ
…(こんな事は初めて…
今度は一体何を企んでいるのかしら)



(皆が席に座る)



ジャッジ
ようやくお前たちに話す時が来た
ジャッジ
ある事情により、お前たちには
黙っていたが…
ジャッジ
まぁいずれ到着するだろう
ニジ
ニジ
到着?
ヨンジ
ヨンジ
戦争での人質の事か?
レイジュ
レイジュ
(…我が弟たちながら発送が
可愛くないわね)
ジャッジ
そいつの名はコウジュ
ジャッジ
お前たちのもう1人の兄弟だ
一部の人
!!
レイジュ
レイジュ
(…私の上に誰かがいる訳ない
それにこの子達の下にもいるはずが…
考えられるのは隠し子かしら…?)
レイジュ
レイジュ
(いや…でもお父様は仮にも王族
そのような事はしない…
いや、してはいけないはず)
ニジ
ニジ
父上、それはつまりかくs((
イチジ
イチジ
((ニジ、まずは話を聞け
ニジ
ニジ
ジャッジ
お前たちなら隠し子、と思うだろうが違う
ジャッジ
当然、記憶も無いはずだ
最後まで話を聞くんだな
ヨンジ
ヨンジ
……
(隠し子ではない…ではクローンか?)
ジャッジ
コウジュは一番下の妹、だが…
ジャッジ
イチジ、ニジ、ヨンジ。
お前たちと同い年
一部の人
!?
レイジュ
レイジュ
(まさか…!?)
ニジ
ニジ
っつーことは…よ。。
ジャッジ
そうだ、
お前たちは5つ子だったのだ
レイジュ
レイジュ
(5つ子…!?確かにあの時
妊娠しているのは4つ子と
医者が言っていたはず…)
レイジュ
レイジュ
(そして何より…生まれた時
私が見ているはず…!)
レイジュ
レイジュ
(まさか母さんの遺伝子を使い…
もう1人の子をつくった…?)
ジャッジ
レイジュ、お前も疑い深いのだろう
それはその通りだ
ジャッジ
お前たちにはコウジュが生まれた事だけを
忘れる注射を、幼い時に打った
ジャッジ
だからコウジュに関しての記憶が
一切ないのだ

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