第24話

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2018/04/29 10:23
(👀ユンギ目線👀)
あなたと帰れると思ったのにな。
まさかヌナに捕まるなんて。
ウンジヌナ
ユンギの家って本当に正反対だねㅋㅋ
ユンギ
ユンギ
でしょ?ヌナ帰り遅くなるよ?
ウンジヌナ
ううん、大丈夫だよㅋㅋ
尽くしてくれるヌナ。

でも僕は尽くしてもらっても嬉しくない。


どうしても考えちゃうんだ。







これがあなたならって。
ウンジヌナ
ユンギ最近考え事多いねㅋㅋ
ユンギ
ユンギ
え?
ウンジヌナ
ずっと難しい顔してる
ユンギ
ユンギ
そ、そうなの!?ㅋㅋ
ウンジヌナ
うんㅋㅋ何かあったの?
ユンギ
ユンギ
何も無いよㅋㅋあ、ヌナ見て!家が見えてきた〜
どこどこ?とキョロキョロする。
ユンギ
ユンギ
あれだよあれ
ウンジヌナ
おっきいねぇㅋㅋ
ユンギ
ユンギ
まぁねㅋㅋ




ヌナは僕を見て微笑んだ。
ユンギ
ユンギ
家に着く〜
家が丁度目の前まで見えてきた時。
家の前に2人の人影が見えた。



思わず近くのブロック塀に隠れる。
ウンジヌナ
ちょ、ユンギ?帰らないの?
ユンギ
ユンギ
しーっ。ヌナ喋らないで
僕は人差し指を唇に付けて言う。



その家の付近から聞こえてくる人の声は

間違いなくオリョンとあなた。
オリョン
あなた
you
you
ん?
オリョン
あのね
you
you
何?
オリョン
キスしていい?
you
you
え、やだ······よ···
一方的にキスをお願いするオリョンと

それを断り続けるあなた。
オリョン
いいじゃん。僕たち付き合ってるんだよ?
you
you
でも···
オリョン
キスぐらいどうって事ないでしょ?
you
you
や、やだ!オリョンやめて!
オリョン
何でだめなの?
you
you
こっちに来ないで!もう帰ってよ!
オリョン
やだよ!
あなたが危ない。
ウンジヌナ
何この会話···
助けに行かなきゃ。
ユンギ
ユンギ
ヌナ。ヌナはもう帰って。僕はやらなきゃいけない事があるから
俺はブロック塀の影から飛び出た。
ウンジヌナ
ユンギ!?
叫ぶヌナの声も無視して俺はオリョンを押す。
ユンギ
ユンギ
やめろよ。あなた嫌がってるだろ?
オリョン
は?お前に関係ねぇよ。彼氏は俺。部外者が割り込んで来んなっつーの!
オリョンが俺の肩を掴む。
ユンギ
ユンギ
彼氏だからって彼女の嫌がってる事する男は最低だよな。彼氏って言わねーんじゃねーの?そういうの。形だけって言うんだよ
胸元を掴む。
you
you
ユンギ···
後ろで心配するあなたの声が聞こえる。
you
you
2人ともやめて?もういいよ···。オリョンは帰_
オリョン
あなたは何でキスだめなの?唇が触れるだけだよ?俺ら付き合って三ヶ月以上も経つのに


俺の肩を離してあなたに話しかけるオリョン。
you
you
ごめん、その···もう別れよ······
下を向いて別れを告げるあなたの肩は震えていた。


きっと今、異常な程にオリョンが怖いんだろう。
オリョン
はぁッ!?何でだよ!
胸元を掴む俺の手を振り払ってあなたに歩み寄って行く。
オリョン
何で別れなきゃいけねぇか教えろ!
あなたの顔を手で持って上げる。


やっぱりだ。泣いてる。
ユンギ
ユンギ
お前やめろよ!
オリョン
るっせーよ!
ユンギ
ユンギ
別れたがってるだろ?お前が嫌いなんだ。もう帰れよ!
“ガッ”



俺はオリョンを殴った。

もうこれしかない。
オリョン
ッてー。何だよ···。もう分かった。別れる。ごめんなあなた。ユンギもごめん。また昔みたいに仲良くしてな。こんな事···2度としねぇから···。じゃあな
殴られたオリョンは俺とあなたに謝って家へと帰って行った。
ウンジヌナ
ユンギ···?
ヌナ。



まだ居たんだ。
ウンジヌナ
私、もう帰るね。ばいばい
ヌナは走って帰って行った。




俺は恐怖に怯えたあなたと家の中に入った_。

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