第19話

👅
1,369
2018/04/27 12:56
(👀ユンギ目線👀)
あれから数日。

どれだけ経ってもあの2人は変わらない。


別れるなんて期待して。



馬鹿だな、俺って。

普通に話せるようになった。


でも辛いよ、俺は。



















あなたを忘れたい。




そう思いながら1人で廊下を歩く。










彼女作ってあなたを忘れられたらな。
ウンジヌナ
失礼しました
突然職員室から出てくる人を見た。


その人の名前はシン・ウンジ。




俺より1つ上の歳上だ。





入学式の日に挨拶をしてたのを見たから名前も顔も年齢も知ってる。





そうだ、この人でいいや。


あなたを忘れられるなら···。
ユンギ
ユンギ
すみません
俺は声をかけた。
ウンジヌナ
はい、何ですか?

言おう。


あなたを忘れる為だ。





彼女を作ればきっと、忘れられる。
ユンギ
ユンギ
僕と付き合ってください
ウンジヌナ
え!?
ユンギ
ユンギ
入学式の挨拶の時に貴方を見て一目惚れしたんです。それからずっと貴方を探してました
適当な理由を見つけて言う。
ウンジヌナ
そうなんだ///いいよ、付き合う///
顔は赤く染まっていた。
ウンジヌナ
君の名前知ってるよ。学校一モテてて、BTSのメンバーのミン・ユンギでしょ?私はシン・ウンジ。よろしくね
そんなの言われなくても知ってる。
ユンギ
ユンギ
じゃあヌナって呼ぶ!よろしくヌナ!
ウンジヌナ
うん、よろしくユンギ///
ユンギ
ユンギ
カトク交換しない?
ウンジヌナ
いいよ

スマホを取り出してカトクを交換する。
ユンギ
ユンギ
じゃあまたねヌナ
ウンジヌナ
うん!ばいばいユンギ
俺はそこでヌナと分かれた。






これであなたを忘れられるかもしれない。

傷つかずに住むかもしれない。



俺はその一心だけだった。

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