第17話

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2020/04/26 11:48




 困ったような顔でわたしを見るお兄ちゃん。

 しばらくしてわたしのほうへ顔を寄せると、唇を重ねてくれた。

 やさしい口づけ。

 あぁ、お兄ちゃんが受け入れてくれた。

 わたしの気持ち。

 甘いお香のせいで、お兄ちゃん洗脳されているだけかもしれない。

 でも、今だけでもしあわせ。


「お兄ちゃん。あぁ、気持ちいい」

「俺も……気持ちいいよ。千香」


 それからわたしたち、抱き合っていっぱいエッチした。

 キスもたくさんした。


 夜中までたくさんたくさん愛しあった。




 しあわせも、期限付き。

 夜が明けて、お香の効果が切れたら、すべておしまい。




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