今日は検査結果が出る日…病院へと向かった。
2人共、バツが悪そうに下を向いていた。
私達は病院の中に入った。
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診察を受けている間…翔と雅樹は別のドクターに呼ばれた。
【彼女の病名ですが…】
【心臓疾患です。】
【はい。ただ今、どうこうなる訳ではありませんが、無理をしたり心臓に負担をかけたりしますと発作が起きたらします。これから治療をしながら心臓へのバイパスのオペをする可能性もあると言う事だけは理解しておいて下さい】
【詳しくは話をしていませんが…】
【わかりました。】
翔side…
雅樹はショックで黙ったまま。
俺の決断は正しかったのか?
みずきの事を考えると…
ただ今言えるのは、みずきが元気でいてくれる事…発作が起きないようにと思う事だけ…それしかないと思った。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。