なんとなく来てた地元の夏祭り
浴衣着た君に出会ったんだ
今まで感じたことのない衝撃
ズキュンと心撃たれた
~ンダホside~
ぺ「おーい!ンダホ!」
ン「あ!ペケ〜!」
約束通り神社で待ち合わせた。
時刻は19:00
お祭りの真っ最中
ン「ペケ、最近どう?歌とか」
ペ「そうだな〜、やっぱり簡単なことじゃないから大変だけど、楽しくやってるよ!ンダホは?」
ン「俺もそんな感じかな〜」
神社の階段を登りながらそんなことを話す。
最近は撮影があっても予定が合わず、会うことが減っていた。
ペ「良い出会いないかなー」
ふとそんなことをペケが呟いた。
ン「出会い?」
ペ「うん、なんか最近思うんだよね。人肌恋しいっていうかw」
ン「冬かよwww」
2人して笑っていると
ドンッ
?「あ、すみません!」
ペケが誰かとぶつかった。
ペ「大丈夫です!はい、どうぞ(*^^*)」
落ちた巾着袋を拾って渡す。
?「ありがとうございます(*^^*)」
ズキューン
可愛い笑顔
恋に落ちる瞬間だった。
?「失礼します」
女性が去って行く。
ペ「…ダホ。」
ン「…多分、同じこと考えてる。」
最悪にして最高な瞬間
俺とペケは同じ人を好きになった。
ン「浴衣、綺麗だったね」
ペ「やばい、思い出しただけでドキドキする///」
その後、お祭りを見て回るもその話ばかり。
同じ話を共有出来る喜び
ライバルが身近にできた辛さ
でも、
こーゆー話できるのって楽しいなw
ン「あ!ペケ、あれ食べたい!」
ペ「またかよwいいけどw」
その後、お祭りを満喫して
帰ったのは21:00頃だった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。