第4話

#第三話
318
2020/06/12 12:22
私が家に向かおうとすると、バシッと腕を掴まれた。
待っ…
あなた

しつこいっ!!!

私はぎんっ、と青髪の人を睨んだ。
これ以上この人たちにつきまとってたら、ママがやばい。
あなた

ほんとになんなの?!キモいんだけど!!

あなた

さよならって言ってんじゃん!!!

…っ
私は自分が出せる限りのスピードで走り、都市を抜けた。
ななもり
は、はっや…!!
あいつやべえな…
〜〜〜〜
{バンッ}
あなた

ママッ!!!

ママ
あらぁ、あなた〜
ママ
どうしたの〜?
あなた

あっ、よ、良かった…

ママ
?どうしたの?
ママ
それよりあなた、顔が真っ赤よ?大丈夫〜?
あなた

大丈夫大丈夫!!

ママ
それは良かったわぁ
あなたになにかあったらママ心配よ〜
ママ
ところで、外がうるさいわねぇ…どうしたのかしら?
あなた

ほんとだぁ
…てかなんかこっち向かってきてない?

ママ
あらぁ、ほんと
あなた

あらぁ、じゃない!!これやばいやつだよっ!!

あなた

ママ、早く隠れ…

{バンッ!!}
騎士А
王子が言っていたのはここか?!
騎士А
って、あれ君この前の…
あなた

…また来たんですか

騎士А
王子、ほんとにここなんですか?
ななもり
そうだよ、さっきの子はここに入っていったから…
あなた

(…?王子…?)

あなた

(そいつななもりが?!)

ななもり
あっ、そうそうこの子だ!
あなた

な、ななもりさんって、王子なの…?

ななもり
あ、そっか
ななもり
自己紹介まだしてなかったね!
ななもり
俺はななもり!このすとろべりー王国の第二王子です!
あなた

えっ、えええええええええええ?!

あなた

さ、先程はご無礼を…!!

私は地面に頭をつけて謝った。
ななもり
えっ?!いやいや全然大丈夫!!
ななもり
むしろこちらこそごめんね〜!
ななもり
なんか急いでたみたいだったし…💦
あなた

ひいいいいいいい!!ななもりさんが謝ることじゃないですううううう!!

あなた

ほんっとにすみませんっ!!

ななもり
じゃあ、他の5人も紹介するね〜
ななもり
みんなぁ、自己紹介してって〜
ころん
…どーも
ななもり
第四王子、ころちゃん!
あなた

さ…さっきの青い人…!!

あなた

すっ、すすすすすすすみません…!!!

ころん
…ふんっ
あなた

(これはっ、怒ってらっしゃる……!!!)

ななもり
一気に行って大丈夫?
あなた

あ、もうお好きなように!!!

莉犬
どうも〜!莉犬で〜す!
ななもり
第六王子、莉犬くん!
ジェル
ジェルでーす!
ななもり
第三王子、ジェルくん!
るぅと
はじめまして
ななもり
第五王子、るぅとくん!
さとみ
こんちは
ななもり
第一王子、さとみくん!
どんどんどん、とありえない事実を突きつけられて、私は気が遠くなりかけていた。
あなた

だい、いち、おうじ…だいに、お、うじ…

私はふらふらと、今まで出したこともない言葉を口にした。
どれくらいかはわからないけど、多分今の状況ってすごい気がする…
あなた

ひぃ…そんな人たちが私になんの用があるんでしょうか…

ガタガタと震えながら私は質問した。
すると、ななもりさんが私の肩にそっと手を置いた。
ななもり
単刀直入に言うね
ななもり
500なんて、この世ではありえない数値のレベルを持っている君に___




























ななもり
俺たちの、教師を任せたいんだ
あなた

…はい?

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作者めぅ
作者めぅ
わぁ〜
作者めぅ
作者めぅ
終わり方がすごく変〜
作者めぅ
作者めぅ
ごめんふつーに許してwww
作者めぅ
作者めぅ
本編はここからなんで!!
作者めぅ
作者めぅ
それではおつぷり〜!
作者めぅ
作者めぅ
ばいば〜い!

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