第7話

No.7 私の気持ち
96
2020/04/27 17:02



      あーあ…私何やってんだろ…











      あのまま教室飛び出しちゃった…
    2人の言葉を聞くのが怖かったから
      




          はぁ…バカだな私
髙橋海人
髙橋海人
何回ため息ついたら気が済むの?笑笑
あなた

海人くん…

髙橋海人
髙橋海人
あやかちゃん、2人のこと大好きなんでしょ?
あなた

うん…

髙橋海人
髙橋海人
じゃあさ、2人とはどうなりたいって思ってるの?
あなた

どうなりたい…か
私は、小さかった頃みたいにただ普通に会話して、遊んで、ばか言い合ったりしたいだけだったの…

髙橋海人
髙橋海人
じゃあ、それを伝えなきゃ
あなた

わかってる…でも、怖いの…どんな返事が返ってくるのか…こわい…

髙橋海人
髙橋海人
わかるよ、だけどそれを伝えなきゃずっとこのままだよ?俺も一緒に行ってあげるから
あなた

ほん、、と?

髙橋海人
髙橋海人
もちろん
あなた

ありがとう…海人くん…

     私は2人に自分の気持ちを伝えるって決めたんだ
        






         ー放課後ー







      廉くんと紫耀くんに屋上に来てもらって、私の気持ちを伝えることにしました
あなた

廉くん…紫耀くん…わたしね、2人とただ一緒に普通に笑って楽しく話して、バカ言い合いたかっただけなの…でも、2人は急に冷たくなっちゃって…わたし、その理由が知りたい…

永瀬廉
永瀬廉
っ…そうだったんや…ごめんな、ほんま、ごめん
平野紫耀
平野紫耀
俺たち…子供の頃は何にも考えてなかったから普通に接せてたけど…だんだん大きくなってくにつれてあやかとの接し方…わからなくなったんだ…
あなた

接し方…?

永瀬廉
永瀬廉
俺らも、あやかのこと大好きやで?
せやけど、、なんかようわからんプライドが邪魔して無駄に冷たくしてあやかを傷つけてもうた。
あなた

そうだったんだ…

髙橋海人
髙橋海人
2人からはそれだけ?
永瀬廉
永瀬廉
って、お前いつからおったん!?
平野紫耀
平野紫耀
いつのまに…
髙橋海人
髙橋海人
ずっといたわ!笑
あなた

ふふっ…バカ笑

永瀬廉
永瀬廉
あ、あやか!バカってなんや!
平野紫耀
平野紫耀
友達の俺らにそんなこと言うなんて!
あなた

はいはい笑 ごめんね笑笑

髙橋海人
髙橋海人
3人とも、今めっちゃ楽しそう
あやか、これが本当の「友達」なんじゃないかな
あなた

え?

髙橋海人
髙橋海人
普通にいて、喋ったりするだけで笑い合える存在
あなた

海人くん…

あなた

ありがとう…

永瀬廉
永瀬廉
俺からも言わせてや
ほんま、ありがとう…お前のおかげや
平野紫耀
平野紫耀
お前のおかげであやかとまた普通に話せた。ありがとな
髙橋海人
髙橋海人
俺はあやかのためにしただけ!
あなた

えっ?

永瀬廉
永瀬廉
(あいつ…地味にあやかのこと口説きやがって…許さへんボソッ
平野紫耀
平野紫耀
(俺らのあやかに手出しはさせねぇボソッ








     海人くんには助けてもらってばっかだな
       




         いつか恩返しします






        ありがとう海人くん

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