第16話

矛盾
262
2026/04/12 01:00 更新
キャラの色彩が合わないかも…しれない。

(ちなみに私の日帝は紅色の目に少しオレンジが入ってる目をイメージしてます。)


いやでも髪の毛なんてないよ。
フラティア帝国
……ちょっと待って、てことはあなたはこの先の未来を知ってる…ってこと?
頭を抱えるフラティア帝国。

頭を抱えるほど混乱しているのだが、イタリア王国の首元の襟はしっかり掴んでいるようだ。

イタ王
いたいたい
苦しんでいるイタ王。

だがフラティア帝国は羽虫の鳴き声如く、まだ首元の襟は手元から離すことはない。
日帝
…そう、なのだろう。
日帝は考え込むように顎に手を添える。

紅色のややオレンジが入った綺麗な目を伏せ目にし、考える日帝。

これだけで数億の価値があるだろう。
あ、そういう表現だよ?うん。
ナチス
未来の記憶が前世としてあるのなら、この先の未来を知っているのだろう。
日帝
ですね。
ナチスの発言に超共感する日帝。
イタ王
いたいよぉ
未だに首襟を掴まれているイタ王。
可哀想に。
フラティア帝国
…ナチスの発言、多分…いや確定で合っているよ。
ナチス
そうなのか?
フラティア帝国はナチスの発言は合っている。

『異論はねぇよバーカ勝手に異論唱えるめんどくさいやつだと認知すんなよ。バーカそれだからお前は一生世界最強になれねぇんだよ』
と言いたそうに言っている。(そんなわけないです。てかそんなこと考えて欲しくないです。)

そんな失礼なこと言いたそうにしている(していません)
フラティア帝国の言葉に少し目を大きくしまるで、

『やはり俺の考えはあっているのだ。さすが列強。
そこら辺に野グソしている(していません)クソ連とは違って俺は優秀なのだ。褒め讃えよ』

とでも言いたそうな顔をして少し嬉しそうにしている。
(考えてそうだけどそんなこと考えて欲しくない)


日帝
てことは、未来を知っていてあの発言をしたのか?
顎に手を添えて伏せ目がちの日帝。

このことを言うと、フラティア帝国は『あの発言?』
とでも言いたげに頭を斜め横に傾ける。
日帝
ああ、ちょうどその時はフラティアは不在だったな。
納得。と日帝は思ってそうな顔をする。
フラティア帝国
?うん…?
ナチス
ちょうどその時、あなたは戦争なんてしたくない。と言うようなことばかり言っていた。
フラティア帝国
はあ、
ナチスと日帝はその場に居たのでフラティア帝国に分かりやすく説明をしている。
日帝
…その時、言っていたのが…まぁ長いから要約するが
日帝
要約すると、爆弾の被害者と思われることを言っていた。
フラティア帝国の目をじっと見つめる日帝。

ずっと『いたい』と言っているイタ王を見つめるナチス。
フラティア帝国
どういうこと、?
日帝
今から説明する。
日帝
あなたが言っていたその爆弾の被害は、並の爆弾に当たったような怪我の量じゃない。
フラティア帝国
…怪我してたの?あなた。
日帝
いや、現実…目が覚めた時はそんな傷なんてなかった。今もだが。
ナチス
前世の記憶を語っていたのだろう。かなり過呼吸になっていた。まぁ、それは後で話すとして あなたが言った爆弾の被害は、ガラスや木が吹き飛び
ナチス
体に刺さる程の威力。
ちなみに、木の破片と言っていた。ここらでは木造のものなんてほとんどない。つまり、その爆弾が落とされた場所は
ナチス
大日本帝国のどこかだと思われる。
フラティア帝国
…え?
困惑するフラティア帝国。

それもそうだ。あなたは仕事や私用だとしても、大日本帝国に行く。などという行動はしていない。

前世の記憶。だということは頭に入っているのだが
なかなかその内容が前世だということに受け入れが効かないようだ。
日帝
ああ。俺のとこの家は、レンガや石造りの家ではなくほとんどが木製の家。とくに、一般庶民の家はほとんどが木製だ。
日帝
たとえ、他の国でそんな爆弾が落とされて体に刺さる。としても、大体が燃えて体に大量に刺さる。なんてことは滅多にない。
フラティア帝国
……へぇ…?
日帝
だから、あなたの前世は大日本帝国だ。
フラティア帝国
そう、なんだ…
ナチス
ああ。そして、大日本帝国にはそんな爆弾は落とされていない。
フラティア帝国
…?空襲とかで死んだってことは有り得るんじゃないの?
首を傾げるフラティア帝国。
ナチス
いや。矛盾点がいくつかある。
まず1つ目。さっき言ったように木やガラスの破片がささるのは高威力の爆風。
これは、大日本帝国で落とされる爆弾の中では少数の爆弾だ。
ナチスは指で1になる指文字を作る。
日帝
…ああ、俺の国では木製の家がほとんどだから焼夷弾と呼ばれる、火災を巻き起こす爆弾が主だ。
フラティア帝国
そうなんだ…。
初耳。
だそうだ。フラティア帝国は目を見開いている。
日帝
だから、そんな高威力なのは落とされていない。そして、2つ目の矛盾点。
日帝は指文字で2を作る。
日帝
喉が焼けて声も出せなくなり、片腕が吹き飛ぶ威力の爆弾なんてまだそんな被害の報告はない。
少し声のトーンが下がる日帝。
フラティア帝国
…。
ナチス
空襲での被害だとしても、四肢のどこかを欠損するなんてほとんどない。さらに、火災だとさらにありえない。
火災で木製の家が崩壊し、左腕に落ちてきても
腕がちぎれる。なんてことはない。
潰れるのだ。普通は。
フラティア帝国
少し顔が青くなるフラティア帝国。
きっとかなりグロいのを思い浮かべてしまったのだろう。
日帝
てことは、その爆弾は並の爆弾とは桁違いの威力だ。
でもそんな桁違いの威力だと、爆心地にいたらあとかたもなく消え去る。
日帝
言いたいこと、わかるか?
フラティア帝国
……うん。つまり、爆心地から離れたところでそんな重症を負う傷。爆心地にいたら即死だから自分の体の怪我具合なんて分からない。把握する前に死ぬ。
日帝
ああ。そうだ。
フラティア帝国
………!!
フラティア帝国は真っ青になる。


フラティア帝国
…日帝。これさ、あなたは未来の前世ってのがあるわけでしょ?…てことはさ、日帝とこの国その爆弾…落ちるんじゃないの?
日帝
!!!!!!!…確かに、
フラティア帝国
ねえ、もうすぐ落ちちゃうんじゃない?やめようよ。戦争。
日帝
…でも、今更引くなんて、
あなた
…ダメですよ。やめたら。
日帝
?!
ナチス
?!
イタ王
フラティア帝国
!あなたの名前の最初 アメリカ→ア、
あなた
やめたら…歴史が変わる。変わったら…また・・同じ過ちを繰り返す。
日帝
……また?
あなた
はい。…人は、1度経験しないと分からないんです。
日帝
……


あなた
じどうし………1度転ばないと、その時の痛みは分からないでしょう?
日帝
ああ、
ナチス
……
あなた
それなんですよ。1度大きな過ちに気がついたから、未来ではその過ちを繰り返さないように…と、親から子から教えられるんです。
日帝
………
あなた
だから、私としてはすごく複雑なのですけど…、戦争は続けてください。そして、あなたが戦争に参加したら未来は変わるので
あなた
フラティア帝国様。あなたは戦争に参加しないでください。
フラティア帝国
フラティア帝国
…………………はい。
あなた
…良かった。
あなた
さっきは酷いことたくさん言っちゃってごめんなさい。
フラティア帝国
…私も、あなたに酷いことたくさん言っちゃった。ごめんね。
あなた
…仲直り。ですね!
フラティア帝国
!うん、!
こんないい感じの雰囲気の中、
未だにフラティア帝国はイタ王の首元の襟を掴んでいた。

可哀想なイタ王。
イタ王
いたい……
フラティア帝国
あ、ごめん
パッ
イタ王
ぐえっ
どしゃ
日帝
ングッ
ナチス
……っ、w
ごっちゃになってる方すいません
これだけで701文字はやばい(どこが)

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